マガジンのカバー画像

株式会社okidesign

308
サウンドデザイナー沖田純之介が代表を務める 株式会社okidesignのnoteです。 会社概要や作品、つぶやき等を纏めております。 会社のHPはこちらで、スマホで見ると面白い…
運営しているクリエイター

#MA

株式会社okidesign 会社概要

企業理念 お客様へ驚きと感動を与え、音楽と映像の進歩発展に貢献すること。 会社 商号:株式会社okidesign (okidesign Inc.) 設立:平成20年1月 代表取締役:沖田純之介 (Junnosuke Okita) 取引銀行:三井住友銀行 光が丘支店 業務目的:音楽ライブ作品の、録音、編集、ミックス業務、CMや映画の音楽、効果音制作、ミックス業務。映像作品、映像撮影。 設備:ProTools、Logic、映像機器。 HP:https://okidesig

2023年、仕事納めをいたしました。 お仕事いろいろとありがとうございました。 年末年始は #MAエンジニア に役立つようなメンバーシップ用記事を書いて行きます。 こちらも宜しくお願いいたします。 https://note.com/okidesign/membership/boards/d4baa8bdbef4/posts/6d208b9d0076

lock

【32bitフロート】映像に音を貼る、簡単なやり方。

この動画はメンバーシップに加入すると視聴できます

自社スタジオ、5.1chから9.1.6chへ。その12「Topスピーカーの位置見直し」

皆様お疲れ様です、株式会社okidesignの沖田純之介です。 私の自己紹介は以下にリンクしてあります。 先日以下の記事を書きました、弊社スタジオでAppleMusicでやっとTopが鳴ったという記事です。 そこで色々な音源を聴きまして、面白いなと思う物を以下にまとめてみました。 これらを聴いていると、Topスピーカーの微調整をしたくなりました。 ProToolsをスルーさせているので、チャンネルのパンニングがいじれます。 LssをLtrに移動させると、どうも位置が悪い

再生

【okidesign作品集】作品集、更新情報

今回も弊社でお手伝いさせて頂きました。 時間の都合上、オフライン映像でMAをしなければならず テロップタイミング等は予測で付けて、映像を合わせて頂いております。 V社S様、今回もありがとうございました!

再生

【okidesign作品集】作品集、更新情報

Kaguya by Gucci 公開されました。 今回はアフレコレコーディング、ミックス、ラウドネスマスタリング、 一部のサウンドデザインで参加させて頂きました。 このプロジェクトは、音楽に効果音を載せてはならないということで、MVのような考え方で作りましたが、音楽で表現しきれてない部分は効果音を入れ込んであります。 ミックスバランスで多少難しいことをしております。 この作品はワールドワイドで再生されるので、日本語を認識して貰えることは少なく、字幕主体になります。 セリフを音ダッキングして聞かせるのではなく、音楽に埋め込みました。 ここまでいくのに、ダッキングを多めにしたものを試したりと、 チャレンジの時間を頂けたので、数パターンを作成しました。 最終的には、セリフの周波数帯域を狭めて映像のルックに合わせ、 音楽の再生周波数以内に埋め込んであります。 そしてフェーダーダッキングをするのではなく、 MSEQをかけでセンター成分の音楽とぶつかる周波数のみ下げてあります。 音楽終わってからの効果音は、佐倉市ひよどり坂での環境音で 竹がギシギシと鳴ってますが、なかなかあの音は録音できません。 よく聞くと、ヒヨドリの鳴き声も遠くで聞こえますよ。 そんな所を意識してお聞きくださいませ! Credits Creative Concept: Toshihiko Tanabe Director: Makoto Nagahisa Music: Keiichiro Shibuya https://twitter.com/JunnosukeOkita

【okidesign作品集】作品集、更新情報

久しぶりに広告のお仕事させて頂きました。 #KaguyaByGucci です。 こんなに大きなクライアントですが、自由にさせて頂きまして、とてもありがたいです。 今回の仕事はアフレコレコーディングとサウンドデザインとミックス。 音楽家さんの都合により、効果音が限定的になってしまいましたが 竹藪の音などは佐倉市役所の裏で録音しました。 アフレコも撮ったままではなく、映像のルックに合わせて劣化させたりしてます。ミックスバランスも国内より海外を意識して音質とダッキング調整をし

【映像の為の音響講座】Vol.08。お客様の参加スペースを用意する。

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

【映像の為の音響講座】Vol.07。作業前に納品音量規定を確認しておく。

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

【映像の為の音響講座】Vol.06。音楽編集を出来るようにしておく。

この記事はメンバーシップに加入すると読めます

自社スタジオ、5.1chから9.1.6chへ。その4「31バンドグライコで音響調整」。

皆様お疲れ様です、株式会社okidesignの沖田純之介です。 私の自己紹介は以下にリンクしてあります。 今回は9.1.6chのスピーカー調整のお話をしたいと思います。 前回DME24nをDSP都合で48kHz駆動させた所、かなりエンジンに余裕が出ました。今回は天井以外のスピーカーに「31バンドグラフィックイコライザー」を入れる事にし、使い方を記載して行きたいと思います。 このグラフィックイコライザー、グライコと略されます。グライコでのスピーカー調整は測定器(アナライザー

自社スタジオ、5.1chから9.1.6chへ。その3「サラウンドスピーカーを吊って音響調整」。

皆様お疲れ様です、株式会社okidesignの沖田純之介です。 私の自己紹介は以下にリンクしてあります。 今回はサラウンドスピーカーと調整のお話をしたいと思います。 弊社のスタジオでのサラウンド仕事は、ミニシアター系映画の仕込みと、音楽ライブのサラウンドミックス仕込み用です。 その1の記事に書いたようにフロントとサラウンドが同じスピーカーである必要は無いと判断しました。昔あったクアッドフォーマットの様に、リアに楽器を配置するような事は現在のライブミックスではありません。

自社スタジオ、5.1chから9.1.6chへ。その2「天井のリグ作成」。

皆様お疲れ様です、株式会社okidesignの沖田純之介です。 私の自己紹介は以下にリンクしてあります。 今回は天井リグとスピーカーのお話をしたいと思います。 まず弊社のスタジオは2012年に若林音響さん作って頂いたスタジオで、6畳位の事務所スペースにコンクリートで浮き床を作り、室内面積は4畳半位の大きさです。 スタジオ施工のみで800万円位。スピーカーとアンプ、モニターコントローラー等も新設し、トータル1000万位の出費でした。ケーブルは全てオリジナルで専門家に作って頂

自社スタジオ、5.1chから9.1.6chへ。その1

皆様お疲れ様です、株式会社okidesignの沖田純之介です。 私の自己紹介は以下にリンクしてあります。 かれこれ20年以上、音楽ライブDVDやBlu-rayの5.1chミックスを作ってきました。その中で特に売れたのは、安室奈美恵さんか少女時代さん東方神起さんでしょうか。全て5.1chミックスと2chミックスをしっかり作って来てます。 世の中には「2chを作ってからプラグインで5.1chに広げて(変換して)終わり」というのも多いのですが、自分はしっかり5.1chミックスを