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どうせ2日で終わる日記【16日目】

どうも。
これは予告だが、申し訳ないが明日の日記の更新は無しとさせていただきたい。
理由は単純に明日一日、夜も家におらずずっと予定が入っているからだ。
明日の日記分を今日書いておいて投稿するだけ、としてもよいのだがそれではあまり日記の意味が薄いというのと単純に二日分の日記を書くのがだるい、という訳で休みとさせていただいた。
何卒ご理解いただきたい。

秋葉原に行きたい

日本、特に東京に住むオタクなら息をするかの如く秋葉原に行くだろう。
無論それは僕とて同じで、秋葉原には良く行く、いや、良く行っていた。

このコロナ禍になってから外出の頻度が極端に減り、したがって秋葉原に行く頻度も極端に減ってしまった。
昔はそれこそ友達と集まってカラオケに行ったりご飯を食べたり買い物をしたりだのしたのだが、これがここ最近はあまり無い。
つい最近日記でも書いたようにご飯と買い物に少しだけ行ったり、待ち合わせ場所としてアキバに行ったりしたが、それも割と久しぶりだった。

オタクとしてオタ活が出来ないのは死活問題であるため、このコロナ禍はオタクにとって厳しいものになるだろう、そう考えていた。
しかし、実際のところ蓋を開けてみると存外なんとかなっていた。
ニコ動やYouTubeで動画を見たりPixivやTwitterでイラストを閲覧したりメロブの通販で同人誌を買ったりsteamでゲームを買ったり……
なんだかんだで秋葉原に行かなくても十分にオタクとしての活動、ひいてはオタクとしての人生を送ることが出来ていた。

そこでふと考えてみたのだが、アキバという街には存外に用事が無いのではないだろうか?
上で言っていることと矛盾しているじゃないか、なんて思うかもしれないがよく考えてみて欲しい。
カラオケだって別に他の場所にいくらでもあるし、ご飯だってわざわざアキバでなくとも美味しい店は沢山あるし、僕自身「アキバのこの店が世界で一番うまい!」と思うような店もない。同人誌だってメロブで買えるしそもそも一番の購入場所は即売会であったのでコロナ関係なくあまりアキバで同人誌を買っていなかった。
勿論、アキバじゃないとダメだ、という人もいるだろう。
ガジェット関連が欲しいならアキバは大変有用な場所だろう。なにせ既製品からマニアックなパーツまでそろい踏みしているのだから。プラモデルを作る人やフィギュアを集める人にとっても有用な場所だと思う。TCGを趣味としている人にとってもラジ館なんかは頻繁に訪れる場所だろう。

しかし僕はどうだ。
別に機械いじりを趣味としている訳ではないし、プラモデルなんかポケモンのレシラムのプラモくらいしか作ったことないし、フィギュアだってけもフレのものを数点持っているだけでコレクションしている、と言うほどではない。TCGは小学生の頃デュエマにハマっていた時期があったが、それも小学生までの話だった。
僕の記憶をたどる限り唯一アキバに明確で限定的な目的をもって訪れたのはけもフレ3の筐体くらいだった。それもサービスが終了してしまった今ではもうその目的をもってアキバに行くことは無くなってしまった。

そういう意味で、僕にとってアキバはさして用事が無い場所なのだ。
それでも、しかし、だからこそ、僕は声を大にして言いたい。

アキバに行きたい、と。

何の用事もないんだったら行かなくていいじゃないか。
そう思う人がいるかもしれない。
いや、事実そうだ。別に行かなくてもいい。
でも、それでも行きたいのだ。できれば頻繁に行きたい。

なぜこんなことを思うのか僕自身も不思議で仕方がなかった。
だから考えてみたのだが、きっとアキバが「オタクの街」だからなんじゃないかという仮説が思いついた。
「オタクの街」だからこそ、そこに何の目的もなくともいて心地が良いと、オタクだからこそ、まるでその場にいることが初めから決められていたかのように、自然に安らぐのではないかと、そんなことを思った。
そう、オタクにとって秋葉原は聖地なのだから……。

……などと一瞬考えたがあまりにも筋が通らないので、この仮説は棄却することにした。そもそも僕は毎回行くたびに「やることねぇなぁ~」とか考えながらアキバにいるし、アキバで心が安らいだことなど無い。
恐らくだが、単純に思い出補正であるような気がする。
中高生の頃は頻繁にアキバに行っていたが、それは単純に「オタクだからアキバで過ごしてなんぼでしょ!」の精神でとりあえず迷ったらアキバに行く、という精神がこびりついていたからに他ならないように思う。
それで、そこで楽しい時間を沢山過ごしたおかげで今でも定期的にアキバに行きたい、という欲が湧いて出るのではないだろうか。
もしくは、僕にも少ないながらもオタクとしてのちんけなプライドがあるのかもしれない。

まあなんにせよ、アキバは僕にとって何ら目的のない街だが、それでも行きたいというその「行動に対する欲求」が存在する以上、定期的に立ち寄って昼ご飯でも済ませたいと思う。
ここ最近はアキバも活気を少しずつ取り戻しメイドカフェやガールズバーの客引きが街灯よりも多くなっているが、適切に密を避け、体に気を付けながらアキバライフを送りたい。


最近一トピックばかりだが、まあそれくらいしか書くことが無いのだな、と憐れんでおいて欲しい。
それでは。

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