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どうせ2日で終わる日記-57-(箇条書きなどはどうだろうか)【6/13-6/19】

あまりにも忙しすぎる一週間だった。
正確に言うなら週の前半が忙しすぎたせいで週の後半になっても一向にやる気は燻ったままで、もはや趣味のクイズすらやる気が起きず、ただあずきバーを食べながらオモコロチャンネルを見るか、匿名ラジオを聞きながら絵を描くだけの装置と化していた。
しかしただ今週にタスクの一部が集中していた、というだけで実際のところまだまだこなすべき課題は山積みであり、したがってこの光の如く過ぎ去る日曜日が終わればまた気合を入れなおして雑務諸々着手しなければならない。
そういうルーチンを開始するためにも、ここでこうして一週間の締めとして日記を書くことでスムーズに明日に移行できる心構えを作っておく必要がある。この日記はそういう儀式的な意味合いも含んでいるのだろう、と考察した論文が先週Natureに投稿されたので各自チェックして欲しい。

箇条書きなどはどうだろうか

正直に言うと、日記に書けるようなことは何もなかった。
もっと言うなら何かを準備することもできなかった。

何もなかった、というとそれは嘘で、確かに色々なイベントごとはあった。
しかし、どれも詳細には話せない、もしくは詳細に話すことすらない些末な話であり、したがってここでこうして公開された日記という形で何か詳細に書けるようなワントピックは何もなかった。
加えて、いつもならばこうした事態に直面しても過去あったことなど別の物を用意してお茶を濁しているのだが、残念ながらそれを考える気力も湧いてこず、したがってスッカラカンの状態でここにいる。理由は前書きの通りだ。

すると、残すはこうして書くことが無いことをただつらつらと書くだけだが、それは既に大分昔にやったし、何回もやるのは芸がないし何よりつまらん人生だと思われる。

そういう訳で何かいい方法はないかと考えていた時、ふと一つの考えが浮かんだ。
つまり、出来事をただ淡々と箇条書きにして書く、ということだ。
この日記のコンセプト(?)である「ちゃんとした文章を書く」という目標を達成することは出来ないが、継続するための中継ぎだと考えれば悪い案では無いのではなかろうか。


・数年ぶりに会う友人と焼き肉に行った。変わらないようで何よりだった。

・バイトの帰り道ハクビシンに出会った。野生のハクビシンは初めて見た。写真を撮ろうとしたら逃げられた。

・おやつに食べようとしたチーズにカメムシが入っていた。恐らく口を開けてから入ってきたのだろうが、半分しか食べてないのに捨てなければならず最悪だった。


……ふむ、中々悪くないのではないだろうか。この調子で他にも書いてみたい。


・久々に友人とGeoguessrをやった。一人で遊ぶとフリー対戦は1分しかないので難しいし、一人で遊んでもすぐ飽きる。友人と3分くらいで遊ぶのが一番楽しいかもしれない。

・多変量解析についてちょっと勉強した。固有値問題など学部一年以来の再開ですっかり忘れていた。色々な手法があって面白そうではあった。

・クイズ番組で円周角の定理が出てきた。中学数学などあまりにも久々に触るものだからすっかり忘れていた。幾何学に触れるのはいつぶりだろうか。出てこなかった事実が少しショックだった。

・みんはやのアイコンが可愛い女の子になっていた。どうやらリニューアルでキャラクターみたいなのが追加されるらしい。楽しみ。

・近所のお姉さんとゴミ捨て場でばったり出会った。いつ会っても不思議な雰囲気を纏っている人だ。

・クラスの席替えがあったが、僕の後ろはあのギャルだった。いつも僕にちょっかいをかけてきてはケラケラ笑う。席替えしてからというもの、授業中にまでちょっかいをかけてくるようになって、正直授業に集中できない。美人ということで男子の中でも人気があるが、いたずらされる身としてはどこがいいのやら……

・風邪をひいて一日寝込んでしまった。どこからか聞きつけたのか幼馴染のあいつが放課後やってきた。どうやら学校で話に尾鰭が付いたのか、血相を変えて転がり込んできた。慌ただしい奴だ。

・進路が結局決まらず進路希望書を出さずにいたらクラス会長に放課後呼び出された。厳しそうな人だから正直苦手だったが、参考のために会長の進路を聞いたら「お花屋さん」だそうだ。照れながら答えていたが、「結構可愛い趣味もあるんだね」と褒めたら殴られた。理不尽。


……いろいろ書いてみたが、なるほど、これは正直Twitterと変わらない、というかTwitterでやれよ感が凄い。
まあ書くのは非常に楽だ。なぜなら形式がTwitterのそれだからだ。息を吸うように有る事無い事書くことができる。まあ事実しか書いていないが。
ともかく、この手法はnoteという媒体の良さも、日記という形式の良さも全く生かせていない気がしてよろしくない、というのが結論だ。
まあこういうことはそうそう起きないので、次回からはいつも通りの形式に戻るだろうが、何にしても実験してみることの重要性は再認識できた気がする。
大学院の研究でもこの経験が活かせたら、きっとあいつも喜んでくれるに違いない……。

なあ、そうだろ?

陰獣の梟……!



(追記)
HUNTER×HUNTER全部読みました。めちゃくちゃ面白かったです。

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