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どうせ2日で終わる日記-34-【12/17-12/19】

予告通り、日記のスタイルを変えた。
具体的にはこれまで日数で数えていた通し番号を単純に記事数で通し番号として用いることにした。
また、日付も一週間区切りで表記するようにした。
前回の日記では小見出し→詳細が面倒くさい、という話をしたが、なんだかんだやりやすいと言えばやりやすいのでそのシステム自体は残すことにした。
結局変わったのはタイトルと更新頻度だけとなったが、個人的には良いシステムになりそうだと感じているので勝手に満足している。

今週読んだ本

今週こんな本を読んだ。

僕の記憶が正しければ確か高校生にこの本を買ったのだが、それ以降いわゆる積読をしており、これまで読む機会が無かった。
それが今週たまたま「積読を消化するか」という気分が高まりそこで手に取った一冊がこれだった。

ブルーバックスシリーズは理科オタクの僕としてはかなり好きなシリーズで、愛読させていただいている。
このシリーズの良いところは何といってもその手軽さだ。
スナック菓子感覚で読めるのが良い。
この本に関しても、タイトルの軽さでは誤魔化しきれないような重厚なテーマといかにもな表紙とは裏腹に、かなり手軽に読むことが出来た。

僕は物理学は大学で基礎教養的に少し学んだ程度で、しかもそれは大学一年生の事であるが故に、あまり詳しい記憶は皆無に等しかった。
勿論、前述の通り僕は理科オタクであるため、個人的に気になることに関しては触れる機会が多々あるわけだが、それでも体系的に学んでいない僕では量子力学でさえ扱いが難しいのに、そこから発展した理論を理解しようなどもはや烏滸がましささえ感じてしまう。
しかし、内容はそんな僕でも割とすんなり理解できる平易な文章で書かれており、非常に読みやすかった。
勿論、これは自然科学系の新書あるあるだとは思うが、細かい数式などは一切登場せずに概念だけをイメージで伝えるため、「そうか??」みたいな部分は多々ある。特にこのような最先端の物理学になると目の前で起きている現象を説明するための理論が構築され、さらには人間の想像の及ばない――一部の天才は高次元の空間を創造できるのかもしれないが――ため、どうしても数式無しでは伝わる情報量は限定されてしまう。
だが、文章に書かれた事象をそういうものだと受け止めて読めば何となく超弦理論の概観はつかむことが出来た。

ただまあ、当たり前かもしれないが、ここまでくるとつい数式にまで手を出したくなってしまう。厳密な定義や詳細な実験を知りたくなってしまうのが理科オタクの業だろう。
しかし残念ながら物理の基礎教養が微塵もない僕にとってそれは余りにも無謀で途方もない挑戦であるため、それは断念せざるを得ない。ちゃんと物理学を基礎から固めてから、今度はお堅い教科書などを読んで最先端の理論に触れたい。

まあ総評としてはかなり面白かったし、難しい数式や高度な前提知識などは要求されないため、恐らく高校生あたりでも十分読めるのではないかと感じた。
それに、物理学をちゃんと学んでいない素人な僕目線の話ではあるが、この本には物理学のエッセンスのようなものがたっぷりと詰まっているように感じた。
まあこれは是非読んで欲しいのだが、物理学の階層構造の話などは僕の中の物理学に対するある種のモヤモヤを吹き飛ばしてくれた。
新書を読んでいて嬉しいところは、こうした最先端で活躍する研究者のその学問に対する考え方などが学べる点にあると思う。
ちゃんとした正確な知識を学ぶのならば一番は教科書や総説などだろうが、やはりそれらを学ぶ上で基礎体力となるその学問への向き合い方のようなものに関しては新書がとても有効だと思う。
なにせその分野の先端を行く人間がその分野を理解する上で何をどう考えているか、という解釈や思考の過程を教えてもらうことが出来るのだから。

という訳で通りに魅力的な出店が並んでいたばかりに、あちこち寄り道しながら話を進めてしまったが、この本は一読の価値はあると思う。特に理系の人間ならば一度は読んでおいても損はない。そんな気がした。

ぷよぷよムズカシイ

この前のsteamのオータムセールで「ぷよぷよ eスポーツ」が1000円を切っていたので購入した。

これまでの人生でこうした落ちものゲームは恥ずかしながらテトリスかあの往年の名作ゲーム「バブルボブル」しかしたことが無かったので、僕にとっては初めてのぷよぷよ、初ぷよ(しょぷよ)だった。

今、steamはリモートプレイという機能があり、ソフトを持っていない人とでもゲームをすることが出来る。
僕もそれを使って仲間内で遊んでみた。
これが結構面白く、また一試合一試合が短いので気がついたら平気で3、4時間遊んでしまう。
この日記では何回か書いたが、僕は今卒業研究も佳境に入り多忙を極めている。
そんな中でのこんなゲームを買ってしまったが最後、僕は一年分の大学生活ぷよ4つをつなげて消しても、お邪魔ぷよ(留年)が余ってしまうのだ。全消しが出来ずに周りにフィーバーされてばたんきゅーだ。

まあ、そういう訳でなるべく節度をもってこのゲームとは付き合っていきたいと考えているのだが、その話は一度置いておく。
別に僕の卒業研究が進まない話をしたい訳じゃない。一番話したいのは、ぷよぷよが存外難しいという話だ。
知っている人は多いと思うが、ぷよぷよには連鎖というシステムがあり、連続でぷよを消せると相手の多くのダメージを与えることが出来るのだ。
しかし、この連鎖を組むのがまた難しい。
同じぷよぷよをプレイした友人の一人に経験者がおり、その友人に少しだけぷよぷよを教えてもらい、なんとか階段積みと呼ばれる積み方は習得することが出来た。
しかし、それでも5連鎖いくのは希なほうで、基本3連鎖か4連鎖で止まってしまう。
そして何より、この階段積みは愚直にやっても5連鎖以上組むことが出来ない。
どういう理由かは動画なりなんなり観て各自確認して欲しい。説明が面倒なので。
ともかく、より連鎖を繋げるには更なる技が必要な訳だが、生憎今現在の僕の実力ではなんとか階段積みを行うので精一杯なため、練習が必要になってくる。
しかし先ほども述べたように今そんな時間があるはずもないので、しばらくはぷよの浅瀬でちゃぷちゃぷよしていたい。また大学院に行ったらぷよろうな。


3日分しかないから、という言い訳をもってすれば僕は無敵のムテキングになれるため、今回の日記もこれまでと文章量変わらずお題は二個程度とした。
まあ来週あたりはきっと色々書けるだろう。多分。


それでは。

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