戦争とトラウマ
アタイは因みに学校で戦争とトラウマを学んで居ない。
OTの学生時代にトラウマは戦争により出来た疾患名だとは学んだが、そのトラウマは日本からは報告例が無いって感じで学んでマジか?そこまで日本、壊滅していたのか?と、想っていた。
しかし、自殺企図を今年起こす所迄とことん家族の事と向き合ってからアタイの中で戦争とトラウマが明確に我家を苦しめた、苦しめ続けた原因だと理解せざるを得ない状態となった。
今でも家族、親族には眉間に皺が寄る。
しかし、先に亡くなった祖父達には冷たい気持ちに成らないのだ。
母方の祖父はアタイが産まれる20年以上前に亡くなったし、父方の祖父もアタイが10歳の時には天へ向かわれた。
アタイの中で父方の祖父は発語が難しくなった後も父が母に暴言吐いてると悲しい顔でアタイを見て口元を大丈夫か?と、動かしてくれた人だった。
その祖父は飛行兵だった。
シベリア抑留にもあった。
そこでは友を何人も見送った。
祖父は優しく粋のあるロマンスグレーで背の高いかっこいい、内面も外面もかっこいい人だった。
母方の祖父はどちらかと言うとアイドル系で父方の祖父は俳優系のかっこいい人だった。
……アタイは両方の何故それを得た?系の詰め合わせ人間で悲しい。もっと身長伸ばして、頭小さければモデルとかさ、色々な可能性あっただろうさ。(アタイの従姉妹はミス○○県代表で真面目に色白美人で同い年なのに雲泥の差)
いや、話それまくってるが。
戻すけれども。
第一次大戦から日本が本当に戦争に関わって居なければ日本は今のと言うか、過去の様なアメリカと並ぶ水準国では無かっただろう。そして他のアジアの諸外国も傷付かなくて済んでいた。当時の大臣達が神話に乗っ取り海外を日本にしようとしなければ、3世代、4世代に渡る精神的ダメージ、人によっては肉体的ダメージを負わずに済んだ。
もしも戦争がなかったら、日本はどんな国だったのだろう。そんな事をアタイは時々考える。
もしかしたらのんびり成長し、それなりに生き易い国になっていたかも知れない。
アタイは火垂るの墓、トトロ、風立ちぬの3作品の世界観が日本のここ数十年だと思う。
火垂るの墓は当時を生きた方と今の概念では意見が異なるだろうし、トトロも人によってはトラウマを再燃させてしまう作品、風立ちぬは科学の裏表が哀しくも考えさせられる作品で、3作品共に当時と現代の価値観の違いがよく分かると共に独りの人間の価値観より上に立つ人間により世界観が変わる事を学ばせてくれる。
……アタイはトトロが好きですが、アタイの祖母の弟は結核を患って片肺が無いので作品は観るのが辛いです。
文化的にも日本はと言うか沖縄は特に財産が先の大戦で壊滅した。泡盛がどうして今も呑めるか何て話は涙ながらになってしまうストーリーがある。
(是非調べて見て欲しいレベル)
で、それを今も隣国は同じ事しているわけで。
終戦の日が近くなるとアタイはサイパンで見た朝陽と祖父の悲しそうな大丈夫?を思い出す。
アタイは故に神話関係を戦争を知れば知る程に好きでは無くなり、こんな誰が創ったかも分からん神が原因と言うか後押しになって人が殺し合いをしたなんて最悪と考えてしまう。
トラウマのフラッシュバック程アタイは辛いもんは無いと想う。因みにフラッシュバックを経験する人は頭痛持ちが多い。アタイもだが、嫌な頭痛があって、その抑えられない頭痛の後にフラッシュバックが来る事が多い。痛み止めも何も効かないタイプだ。
あと、アタイは両親と会話中にフラッシュバックを起こしやすく、昔から人の話を聞かず睨みながら黙ってるんじゃねー!と、よく怒られたが、アタイはこの時は当時に戻って居る為、怒られる時はわけわかめ状態が多く、嵐の後は何が何だか状態な感じだった。
それでもアタイは今も精神科でちゃんと治療を継続して診て貰えて居るから幸いだ。当時の人は治療が受けられた人は極わずかで挙句治療と言うより実験に近いものをカルテに遺されただけにすら感じるから辛い。
戦後78年が経ち、精神科のイメージは未だ悪いが、日本も他の諸外国同様にイメージ改善され、精神的ダメージを受けた人が治癒される事を祈る。
また、出来たら学生時代に戦争とトラウマをしっかり学ぶ機会が設けられる事を祈る。子どもの時に学んだ事は自身の基盤となる。故に戦争を持ち出さない国を維持出来る人の成長をアタイは願う。
繰り返される悲しみが二度と起こらぬように。
お読み下さり有難う御座いました。
あなたの心は護られていますか?
家族の歴史を辿った事はありますか?
皆様の明日からも幸せな日々である様に祈っております。
感謝を込めて。
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