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ADHDのセルフマネジメントツール:習慣化アプリ『Momentum』

昔から苦手なもの1つは習慣化だ。 「今日の昼はこれをしよう」と思っていても、他のことに気を取られて、だいたい忘れてしまう。 例えば、毎朝筋トレしようと思っていても、朝のニュースを見入って忘れてしまう。資格の勉強をしようと思っていても、漫画をうっかり手にとって、そのまま読みふけるという感じだ。 決めたことを決めた通りに実行ができないのだ。 三日坊主ならまだ良い方で、やろうと思ってから1日目すら始まらないことの方が多かった。 そうなると、何かを始めようと思っても、「また失敗するん

    • ショートショート『エスプレッソ』

      勉強がそこそこ出来て、スポーツも得意。クラスでは中心人物の高校1年 そつなくこなしているけど、何か物足りない。これといって不満はないけど、心の底からやりたいことがない。冷めた態度で物事を取り組むのが大人っぽいと思っていた。 そんな自分を変えたくて、アメリカに短期留学。ニューヨークの高校に入る。 英語は日常会話だけだから、クラスではドギマギ。日本出身であることを話すと、珍しがられて、話しかけられる。 色々と英語で話しかけられるけど、聞き取れず、ニコニコするだけ。 物珍しがられ

      • ADHDのセルフマネジメント:「役割」を変える

        前職、僕は訪問営業をしていた毎日、お客様に電話をしてはガチャ切りをされ、インターホンを押しては居留守を使われていた。 断られることが続くと、「この仕事には意味があるのかな」という言葉が頭をよぎっていた。 そんなくすぶっている時に、社内でトップだった先輩から言われたのが、 「営業は形のない技術職だ。自信と誇りを持ちなさい」この瞬間、目からウロコがボロボロ落ちた。 「そうか、技術職ならば、技術を磨けばいいのか!」と。 ここから自分の役割を「ただ物を売る営業マン」ではなく、「お客

        • ADHDのセルフマネジメント:日々を「ゲーム化」する

          みっか‐ぼうず【三日坊主】物事に飽きやすく、長続きしないこと。 (広辞苑) この言葉は、僕の特性を的確に表現している。 僕はこれまで、英語・プログラミング・筋トレ・投資・ライティング・カメラ・料理・ギター… 最初はどれも「プロになる!」と意気揚々と着手した。 ただ、数日経つと「今日は面倒だな」と手が止まり、そのままフェードアウトをしてしまうのだ。 一時期は「お金を払ったらやるだろう」と思い、セミナーや本などに数十万万円を投資した。 だけど、それでも数日で挫折してしまうのだ。

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          ADHDのセルフマネジメント:理想のセルフマネジメントとは?

          今回は僕が考える「理想のセルフマネジメント」について書きたい。これまでADHDの方が日常生活をセルフマネジメント(自分自身の管理)をする方法を紹介してきた。 そもそも、なぜセルフマネジメントを扱おうと思ったのか?プロフィールにも書いたが、僕がADHDの特性によって幼少期からセルフマネジメントが一切出来なかったからだ。 小学生時代は、毎日遅刻、宿題は毎回忘れ、授業中はずっと私語をする子供だった。 先生に常に叱られていた記憶がある。(先生、当時はごめんなさい) 友人が普通に出来

          ADHDのセルフマネジメント:理想のセルフマネジメントとは?

          ADHDのセルフマネジメント:研ぎ澄まされる集中力「ポモドーロ・テクニック(改)」

          僕は集中するのが苦手だ。小学校の時、授業の45分間を黙って座り続けることが出来なかった。 立ち歩いたり、隣の子に話しかけたり、落書きをしたりして、先生に毎日こっぴどく叱られていた。 大人になっても、仕事で事務作業の時はすぐに飽きてしまう。 領収書の精算は、2〜3分で飽きて、いつもそのままになってしまう。 集中ができないと、やるべきことをやるべき時に出来ない。 そこで、20代になってから、ありとあらゆる「集中術」を試した。 その中で、シンプルかつ効果絶大だったのが「ポモドー

          ADHDのセルフマネジメント:研ぎ澄まされる集中力「ポモドーロ・テクニック(改)」

          ADHDのセルフマネジメント:タスク管理の「システム化」

          僕はタスク管理がとにかく苦手だった。休みの日は「映画を見たい」「筋トレをしよう」「オシャレなカフェに行こう」と思っても、 朝食後にYouTubeを開いたら延々と見てしまっていた。 気付いたらもう夜、はしょっちゅうだ。 仕事でもTODOリストに「〇〇さんに連絡」「書類作成」「上司に相談」など1日に数十個のタスクを入れていたのだが、とにかく終わらない。 何なら、日中にタスクが増えて、終業時に朝よりもタスクが多いこともある。 サボっているわけではないのだ。 あれもこれも、と緊急(

          ADHDのセルフマネジメント:タスク管理の「システム化」

          ADHDのセルフマネジメント:すぐに動けるようになる「5秒ルール」

          僕は何か新しいことを始める時に、腰が重い方だ。オンラインサロン、ビットコイン、プログラミング学習など、新しいことに興味を持つのは早いが、実際に行動に移すまで長い時間がかかった。 僕が見つけた時は「時代の最先端」なのに、実際に動き始めた時は「みんなやっていること」になってしまっている。 そこで、より早く動くために、意識するようになったのが「5秒ルール」だ。 5秒ルールとは?・自分がやりたい、やるべきと思うことを思い立ってから「5秒以内」に着手する ・脳が「やらない」言い訳を

          ADHDのセルフマネジメント:すぐに動けるようになる「5秒ルール」

          ADHDのセルフマネジメント:自信がない時は「今に集中」する

          僕は子供の時、とにかく自信がなかった。クラスメートの前で感想文を読み上げる授業の時は毎回にパニックになっていた。上手くしゃべらないと、と思えば思うほどドツボにハマってしまうのだ。 取り繕おうとして、言わなくていいことまで言ってしまい、毎回失笑されていた。 好きな女の子を前にした時もダメだった。小学校高学年の時、好きな女の子と席が隣同士になれた。 喜んだのもつかの間、話しかけて変に思われるのが怖くて、次の席替えまでほとんど話すことが出来なかった。 人の目を意識してしまうと、自信

          ADHDのセルフマネジメント:自信がない時は「今に集中」する

          ADHDのセルフマネジメントスキル:確認事項の「リストアップ」

          「君は良いところがいっぱいあるが、軽率さだけは直したほうが良い」大学時代、尊敬している先輩の卒業式の日に、先輩から言われた言葉だ。 「軽率」 これは僕が子供の頃から幾度となく言われてきた。興味を持ったら後先考えずに動いてしまうのだ。 子供の頃、お年玉をもらうとだいたい1日で使い切ってしまっていた。「あれが欲しい」となると、今後の予算を一切気にせず買ってしまう。ヒドいケースは、ゲームで本体を持っていないのに、気が急いてソフトだけ買ってしまったことだ。 大学時代は、バイトのシフ

          ADHDのセルフマネジメントスキル:確認事項の「リストアップ」

          自己紹介

          はじめまして。 オーカーといいます。 僕は、子供の時からADHDの特性に振り回されてきました。 具体的には、時間の管理が出来ず毎回遅刻、不注意であちこちで転び絶えないケガ、集中力が続かず授業中にずっと立ち歩き、衝動的に頭に血が上り友人と度々のケンカ、など書き出すときりがないです。 そんな僕でも、学生時代は陸上競技で県で1番になり全国大会に出場、社会人になってからは営業職で常にトップ、と成果を出すことが出来ています。 成果を出すことが出来ているのは、僕が生活の中で2つの生

          自己紹介

          ADHDのセルフマネジメントスキル:やることを明確する「やらないことリスト」

          「集中の対象が、あなたの生きる環境になる」ぼくはこの言葉を初めて聞いた時、ドキッとした。 なぜなら、僕は興味があっちこっちにいくため、一つのことに集中するのが苦手だからだ。 仕事中は、資料作成をしていても、ネットサーフィンを始めたり、机の整理を始めたりして、いっこうに資料が完成しない。 プライベートも、洗濯をしている途中に、突然YouTubeでローランドさんの動画を見始めて、そのまま洗濯が手つかずのこともしばしばだ。 何か作業をしていても、他の対象がふと目に入ってきたり、頭に

          ADHDのセルフマネジメントスキル:やることを明確する「やらないことリスト」

          ADHDのセルフマネジメントツール:気軽に瞑想ができるアプリ『Relook』

          僕は1つのことに集中し続けるのが苦手だ。つい最近まで人工知能の資格である「G検定」の勉強をしていた。家で勉強中の僕の頭の中はこんな感じだ。 ・これから2時間集中して勉強しよう ・そういえば、今日は久々にいい天気だな(洗濯を始める) ・あ、お気に入りのTシャツに染みがついている(染み抜きをスマホで検索) ・そもそもこのTシャツ、数年着ていてよれてきたから、新しいのを買おうかな(ZOZOTOWNでTシャツを探し始める) ・スマホだと画面が小さくて見にくいから、PCで見よう(洗濯

          ADHDのセルフマネジメントツール:気軽に瞑想ができるアプリ『Relook』

          ADHDのセルフマネジメントツール:荷物の入れ忘れを防ぐ「バッグインバッグ」

          僕は子供の時から忘れ物が多い。小学校の時は、体育がある日は体操服を家に忘れ、裁縫の授業がある時は裁縫道具を家に忘れてきた。ヒドい時はランドセルごと忘れて登校をしたこともある。 大人になって、「前日の荷物チェック」が習慣化されてから、忘れ物はだいぶ減った。 ただ、それでもうっかり忘れ物をしてしまう瞬間がある。 それは、「いつもの違うバッグで出かける時」だ。前回の記事でも書いたが、僕は日常の99%はお気に入りの「ニュートンバッグ」で過ごしている。 とはいえ、冠婚葬祭やドレスコ

          ADHDのセルフマネジメントツール:荷物の入れ忘れを防ぐ「バッグインバッグ」

          ADHDのセルフマネジメントツール:リュックの重さを解放してくれる『ニュートンバッグ』

          僕のリュックは、とにかく重い。なぜかと言うと、手に物を持つと出先で忘れてくるため、リュックにまとめる必要があるからだ。 小学生の時、黄色の傘を行く先々で数十個失くしてきた(母さん、申し訳ない)。 大人になった今でも、ビニール傘は一瞬でどこかに置き忘れてくる。だから、常に折りたたみ傘をカバンに入れておく必要がある。 他にも、旅行の時にお土産を手に持ったまま移動をすると、だいたい飲食店やら電車の中に忘れてくる。出先で増えたものは、全てリュックに入れておかないと、家まで持って帰れな

          ADHDのセルフマネジメントツール:リュックの重さを解放してくれる『ニュートンバッグ』

          ADHDのセルフマネジメントツール:服のシワから開放『ノンアイロンシャツ』

          僕が昔からずっと苦手なもの、洗濯だ。仕事終わりに「明日は洗濯しよう」と思って、翌日は気分が乗らず先延ばしして、毎回着る服が無くなってしまう。 なぜ気分が乗らないのか? とにかく面倒なのだ。 いざ洗濯しようと思うと、 ・洗濯ネットに入れるのが面倒 ・シワにならないように干すのが面倒 ・取り込むのが面倒 ・畳むのが面倒 といった感情がどんどん湧いてくる。 汚い話で申し訳ないが、新卒の営業時代は同じシャツで3〜4日過ごすのが普通だった。においを嗅いでから臭くなかったらOKだと判

          ADHDのセルフマネジメントツール:服のシワから開放『ノンアイロンシャツ』