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昼寝しすぎない対策で明日を乗り越える

明らかに、僕は寝ることが好きになった。

好きになったというか、寝たくなることが多々ある。

昔はそんなことはなかったのだ。早寝早起き、4時間も寝ればバッチリで、受験期の全盛期は余裕で3時とかに起きては勉強をしていた。昼寝なんて、必要なかった。ところが大学に入ってからというものの、そう簡単に短時間睡眠ともいかない。いつもお昼を過ぎると眠くなる。尋常じゃないくらいに眠くなる。中学や高校の時の眠気の比ではない。

だから最近の僕は昼寝が欠かせない。30分でも十分過ぎるくらいなのだが、ついつい一時間ほど寝てしまうこともある。1時に寝て2時に起きた時には、あー午後の一発目を無駄にしてしまったと、失意の念にかられる。

それもどれも、僕はベッドのせいだと思うのだ。目の前にベッドがあるから、ついつい寝てしまう。横になったが最後、世界の終わりだ。スッと今の僕は眠りについてしまう。昼だろうが、眠り姫のようにコロッと寝てしまう。そして時間が経って目がさめると、落胆するのだ。そんなんならベッドじゃなくて布団が良かったと思うのは、僕だけだろうか。だがしかし学校の用意した寮に住んでいるから、そんなわがままが通るはずもない。

じゃあどうすれば良いかというと、つまるところ意志力の問題だ。意志力を持ってしてベッドの上に転がりさえしなければ、こちらの勝利である。連戦連敗も、ストップが可能だ。

とはいっても、私には人間の”意志力”というものがいかに何かを変える際の役に立たないかを知っている。”ベッドに入らないぞ!”という意志力ほど、弱そうな武器はない。何かを変えるには、やはり環境を変えねば。それが一番。

僕がベッドに入りたいパターンはいくつかある。

・食後の眠気が襲ってきた時
・寒くて布団にくるまりたい時
・集中力が切れてYouTubeとかSNSをゴロンとしながら眺めたい時

これらを今把握したのだから、対応はいくらでもできよう。食後は外に散歩に行くとか、図書館に行くとか、部屋の温度をあげるとか、床にゴロンとするだとか。だいたいベッドの存在が邪魔であるから、ベッドの布団を上げてしまうのも一つの手であろう。

これらを実践していく、明日からの生活。どうなることやら。

***

いや正直な話、大学の寮のベッドを全部取り払ったら良いことずくめである。その取り払ってしまえば、スペースはできるし、大学も備え付けのベッド代が減るし、学生は誘惑に負けないように布団を畳んでしまえるし、好きなサイズの布団が買えるし。もう良いことずくめではないか。

だからきっと社会人になったら、敷布団で生活をするんだろうな、なんてことを考える。まだ社会人になれるかもわからないのにね。


でもね、ベッドでも敷布団でも良いけど、寝ることは正義である。

高校の古典の先生が言っておった。みんな十分な睡眠をとって気持ちよく起きたらならば、この世の争い事はたくさん消えていく、って。

これを聞いた時、間違いないなと思った。ハグに並んで、寝ることはきっと世界を救うと考える。


つまるところ、今日はもう寝る。

2020.3.16
おけいこさん

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