■「目的」と「目標」
「3人のレンガ職人」
ある旅人が道を歩いていると、
一人のレンガ職人がレンガを積んでいるところに出会った。
旅人が「あなたは、何をしているのですか?」と尋ねると、
一人目のレンガ職人は、
「見ればわかるだろう。親方の指示で、レンガを積んでいるのだ」と答えた。
旅人が歩いていくと、
別のレンガ職人に出会った。
また、「何をしているのですか?」と尋ねると、
二人目のレンガ職人は、
「レンガで壁を作っているのさ。家族を養うために」と答えた。
旅人がさらに歩いていくと、
また別のレンガ職人に出会った。
また、「何をしているのですか?」と尋ねると、
三人目のレンガ職人は、
「皆が集まる教会を作っているのさ」と、目を輝かせながら答えた。
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有名な話なので知っているかもですが、
僕はこの寓話が大好きです。
まとめるとこういうことです。
(画像はネットより拝借)
とても簡単なことだけど、とても大切なことだと思います。
例えば、
日頃、店舗を運営していて、
「ただお店で働いている」
「生活のために金を稼いでいる」
と思うのか、
「まちに個性をつくっている」
と思うのかで全然意識や行動が変わると思うのですね。
「自分のまちをより良いまちにしよう」
と思ったら、
当然まちにゴミは捨てないし、
休憩中の立ち居振る舞いも変わるだろうし、
日頃の行動がかなり変わると思うのですね。
会社に置き換えると、
「目的」=「理念」
→食と人間の価値でより良いまちづくりへ貢献する
「目標」=「数字」
→売上、利益、など
ということになるわけです。
何も利益のために働いているわけではなく、
理念を達成するためにお金を稼いでいるわけです。
■もっと具体的にいうと
次の図を見てみましょう。
(画像はネットより拝借)
三日坊主代表ダイエット。
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目的=モテたい、などの状態
目標=目指す数字
問題=理想と現実のギャップ
課題=自分に課すハードル
対策=具体的な行動
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こんな感じになるわけです。
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目的=女将に私はなる
目標=常連さんと100人超仲良くなる
問題=プレゼン力、記憶力
課題=会話のボキャブラリー、脳トレ
対策=ネタ帳にネタを100個、脳トレの本を5冊読んで実践
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こんな感じでしょうか?
みなさんも
実際にこんな感じで行動して、次回面談の時に教えてください。
■ミナデインの皆様へ
僕の尊敬する登山家の先輩は
「山に登る前には、その次に登る山を決める」そうです。
つまり
今から富士山に登ろうと目の前に立った時、
「次にエベレストに登ろう」と決めるそうなのですね。
理由は、
「登山の事故の7割は下山で起きる」
からなのだそうです。
目標を達成した人が達成感で気が緩み、下山中に事故を起こすそうです。
だから
「目標を2つ持つこと」が大切だと教えてもらいました。
みなさんも
2つの目標を持ちましょう。
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