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彼氏いない歴=年齢のブスが言われた一言選手権

当初は明るい自虐ネタに振り切ってライトにかましてやろうと思って書き始めましたがあまりにも自分の根幹に関わる話が多過ぎたため後半になるにつれネガティブな文章になっています。
もしつられて気分が落ち込むようであれば直ちに読むのを止めてGoogle画像検索で【猫 かわいい】【カモノハシ 赤ちゃん】【guinea pig cute】などで検索し、精神の健康を守ってください。


人生とは求められる事よりも拒絶される事の方が多い。(クソデカ主語)

こと容姿に関する事となるとグサッと胸に刺さる一件の方が多いのではないでしょうか。
例えそれが堀北真希だとしても。

自分は無駄に記憶力がいいせいか、もしくは素敵すぎる容姿のせいかグサッとくる事を言われてしばらくたってムキィー!となる一言を貰う事が多いです。
不思議ですねぇ。
なんか顔の比率を計るアプリで調べたら山口まほほんに似てると言われた超絶美女に向かって何を言ってるんですねぇ。

…え?



そんな自分が今まで言われた言葉を羅列していきたいと思います。

そのⅠ 「お前顔アンパンマンに似てるな」

忘れもしない、中学の委員会の時間。
私とクラスメイトの男子は学校の花壇を整備していました。
球根を植え終わり顔を上げると彼と目が合いました。
なぜかじっと私を見つめるクラスメイト。
そして不意に呟くように一言。

「お前顔アンパンマンに似てるな」

アンパンマンに似ている→顔丸い→デブの顔デカ→鼻も頬もでかいブス という事でしょう。
今でもふとした瞬間に思い出してンギャァ~となります。


アンパンマンといえば嫌いなちびっ子は少ない、とりあえず幼児にはアンパンマン与えとけと言われる程の人気者なのに何故人間に例えられるとこれほどの侮蔑になるのでしょう。

私はきしたかの、高野さんを応援しています。彼は我々顔アンパンマン族の星です。

そのⅡ 「女はイージーモードだろうけど…お前はなぁwww」

これも中学時代の男友達との会話での一言です。
彼が女に生まれたかった、女だったら人生エンジョイできたなどとのたまうものですから
「自分男に生まれたかったしじゃぁ変わるか?」
と女に生まれるという苦労もわからぬ愚か者めという意味を込めて放つと返しに

「女はイージーモードだろうけど…お前はなぁwww」

俺は美少女に生まれ変わりたいの、お前みたいなブスじゃハードモード!らしいです。

ぐうの音も出ませんね。

おかしいですね、ハードモードは難易度の代わりにノーマルでは手に入らない報酬が手に入るはずなんですけど一向にその気配は見られません。

ハードモードクリアトロフィーの実績解除、お待ちしてます。

そのⅢ 「誰もお前みたいなブスと付き合わねぇよ!」

これも中学時代のクラスメイトに言われた話。
これに関しては記憶が曖昧なのですがなんでもない雑談中に言われたと記憶しています。

まぁ普段から「モテてると勘違いしてるブスキャラ」としてお笑いやってた(こういうと自分の事おもろいと思ってるみたいで恥ずかしんですけど)んで「ブスじゃんwww」みたいなのはままあったんですがそのときはわりと本気というかなぜかキレ気味に言われました。


…マジでなんでぇ?

そのⅣ 「“処女一万で売ります”って看板出して立ってたらおっさんが買ってくれそうだなw」

やっと(一応)社会人になりました。その時の飲み会での出来事です。
あっまた、彼氏の話になりました。

「四ツ谷ちゃんは彼氏いるの?」

例の質問が私にも降り注ぎます。これは飲み会における人災第23位ぐらいに当たります。(1位は羽目を外したダレカが問題を起こす)

後々にバレて見栄を張ったと思われるのは恥ずかしいので正直に一度も彼氏ができたことが無いといいました。

彼氏いない→処女という事にオーディエンスは沸き立ち、マスク外した顔をじっと見つめて品評会開始。そして

「“処女一万で売ります”って看板出して立ってたらおっさんが買ってくれそうだなw」

彼氏ほしいなら行きつけのクラブ紹介するから一緒に行こうなどと陰キャを殺害する魔法の言葉発動。(欲しいとは言っていない)

悲しいことだが、モテ惑星に所属する彼らに悪意などないのだ。
善意と善意が交錯する誰も幸せにならない魔の時間。行き場のない苦しみ。
そう、私に彼氏さえいればこんな事にはならなかったのに…

─私は、キレた。それが秩序を破壊する物だとしても、己が尊厳(プライド)の為に─

以降の会話は覚えてる限り詳細にお伝えします。
キモすぎ注意です。お願いだから引かないでください。

「ちなみに、彼氏って何かメリットあるんですか?」

「え?そんなの仕事終わりに癒されるとか~…」

「仕事の後に他人の対応なんてしたら余計疲れません?」

「え~…」

「自分が好きになる人間も、自分を好きになる人間も信用できないんですよ」

「うちの母親、父親もその後付き合った彼氏も碌な人間じゃなかったんですよ。自分もおそらくそうなんですよ。碌な男に引っかからない」

「ギャンブル中毒だとか、DVする人間だとかそういう人間を好きになるかもしれないんですよ、自分は」

「そんなの付き合ってみないとわからないじゃん!」

「もし自分に本当に好きな人が現れたとして、その人がまっとうなだとして、自分が相手を刺したり監禁したりしたら怖いじゃないですか!」

「理想が高いの?イケメンじゃないと嫌とか年収無いと、とか」

「そうじゃなくて、どういう人間が安全かわからないんですよ」

「えぇ…」

こじらせてるなぁ…(遠い目)
次の日飲み会に参加していなかった上司がやけに冷たかったのを覚えています。多分参加してた誰かがこのことを伝えたのでしょう。
それからしばらくしてその仕事は辞めました。

社会不適合者め。

そのⅤ 「うわっ顔疲れてるねぇ」

思いついた順番に書いているので時系列は前後しますがカラオケの深夜バイトをしていました。
週末は立地もあり会社帰りのサラリーマン達でごった返し、まさしく混沌と呼ぶに相応しい状況が繰り広げられます。
だからしょうがないっちゃしょうがないことなんですけどそんな時上司に言われた一言です。

うわー。

そのⅥ 「うちの息子と同い年くらいだよね?」

初対面のおばちゃんに言われました。
息子さんは33歳でした。私は現在24です。
善意で形作られた言葉のナイフ。グサリ。

「年の割に落ち着いてるから~…」なんて、目が泳いでますよ。

そのⅦ 「えぇ~ずっと年上だと思ってた~!」

ハイツ友の会の漫才に出てきそうな野球部出身現在も丸坊主さんに言われた一言です。
彼は35歳でした。
「敬語使っちゃってたんだけど~もー先に言ってよ!」だって、へへへ。
当時の自分は22歳でした。

おばさん顔の彼氏できたことないクソ人間。

あれ?

詰んでね???wwwww

そのⅧ 「亀みたいw」

地元ノリを世界に届けてそうなマイルドヤンキーな男女の方々に路上で言われた一言です。
彼等はクソデカいリュックを背負ったもっさりしたブスという珍獣を初めて目撃した衝撃に大変動揺し、ありものに例えてしまったのでしょうね。

「そんなこといったらだめだよぉ」

不思議な不思議な生き物。動物図鑑にも載っていない未知の生物ですからね。いたずらに刺激しないよう警戒していますね。

「でもさぁ…w」

やはりデカリュックブスという稀代の珍獣を目撃した好奇心には抗えないようですね。
行動を観察するため一定の距離を取りながら追跡を続けてきます。

…が、残念。警戒心の強いデカリュックブスはバスに乗って逃げ出してしまいました。




ざっと思い出せる話はこんな程度です。
書いててじわりじわりと内出血のように血が滲んできました。

これ以外にも小粒の話ならいくつかあります。(道で通りすがりに指さされて笑われたりとか)

全然関係無い話ですがちょっと前にやたら広告されてた「顔30点身体120点のブス」みたいな広告スゲー嫌。
性癖は人それぞれですからそういう物があるのは仕方ないにせよ見てしまった事とそれに対して感情が沸き上がってきてしまう事も仕方のない事なんです。
本当に申し訳ない。

なんか「この程度の女ならちょっと褒めただけですぐヤれそうw」みたいな精神性が不快だ。
相手の事を人間として下に見てる、人間として扱わない癖に性欲だけは向ける卑しさが透けて見える。

これと似たような事というか「まぁ…ヤれなくはない顔だな」みたいな事は言われた事あるんですけどそれで嬉しい!とは思わないですよ。
なんで男の人って人の事ブスとか付き合うのは無理wとか言いながら無理やり体触ったり性欲だけはばっちり向けてくるんだよ。

マジで気持ち悪い。

もし周りにあれ読んでる人間がいたとしたら正直潜在的に女のこと下に見てそうだから会話したくない。




…駄目ですね、なんかいろんな出来事がフラッシュバックしてきて今まで押し込めていた憎悪の煮凝りみたいなものが一気に噴出してきました。

でもここで自分の中に溜まった膿を針ぶっさして一気に噴出しないとこれから先進めない気がして。

ヒィィィィィィwwwwwwwwwwwwwwwww(オチはない、落ち切ったので上がるのみ)

ていうか“選手権”と題うっておいてそれらしいこと一つもしてないじゃん!

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