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電気代・燃料費が高騰している今、炭を使う 後編

ここ数日、石油ストーブの使用をやめて火鉢を使っています。
結論から言って、安上がりであたたかい。

炭魂 大黒オガ備長炭 一級品 長時間燃焼 10kg https://amzn.asia/d/ahZfdSw
この10kgの炭を買いました。2600円くらい。
備長炭は煙や臭いがほとんど出ないため、屋内使用に向きます。ホームセンターでBBQ用で売られるもっと安い炭との違いは煙・臭いですね。
そうした屋内向けな、茶道の人たちが使うような炭のうち、安上がりな成形炭がオガ炭です。
必要十分。

備長炭は持続力はあるけども着火しにくいため、火起こし器をつかいます。ホームセンターで数百円程度。
炭バサミも使いますが、これも数百円。
昨今のキャンプブーム向け商品と、火鉢周りの用品は、同じホームセンター内で価格差がエグい。キャンプ用は値段知らない人が買うから足元見られてるんですかね。

コンロで数分焼いて炭に火をつけるんですが、最初は加減が分からず焼きが足りずに途中で自然消火されてしまうことが多かった。芯まで赤く燃えることが大切みたいです。焼きすぎると、持続時間が減るので加減がもっと大切。

火起こし器1杯で、一晩の暖房に充分でした。炭に灰をかけて酸素供給を調整することで、朝にも炭が残せる感じ。
この使用量だと、10kg2600円の炭がひと月くらい持ちそうです。これは暖房費が安く済む。

九州の黒ジョカは、本来は焼酎用

ただし、一酸化炭素中毒は即死しうるので、換気が必須です。使い初めの日、かつてキャンプ用に購入して行方不明になっていた一酸化炭素チェッカーが押入れの中で警報を鳴らして僕を救いました。危険域の1/3くらいの濃度で警報を鳴らすので安心ですが、炭の使い方として数時間置きに空気を入れ替えるものだと覚えるべき。

一酸化炭素は若干空気より比重が軽いので、上に昇る

遠赤外線というのでしょうか。多少離れたところにもじんわり暖かさが届きます。とはいえ、固形燃料暖房は部屋全体を温めるものではない。近場だけ温めて事足りる、暖房の発想自体が違います。ここも覚えておきたい。

エアコンや石油ストーブとは根本的な暖房思想が違うので、注意するところが違いますが、これは充分に代替暖房足りうると思います。
何より安いよ。

お湯を沸かして加湿するにもいいかんじ。

五徳・火箸・十能・炭箱があればとりあえず足りる

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