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【寝かしつけ】産後に陥るワナ1位!ママじゃなきゃダメを解決するには!?


助産師WEBライターおかゆです。(こちらの記事は元Yahooクリエイターエキスパートで執筆していた記事の改変になります)



今回の記事では、産後ママが一番悩む「寝かしつけ」について!

パパに抱っこを変わってもらうと赤ちゃんが泣いちゃう…やっぱりママじゃないとダメなのかなとお悩みのママさん。
まとまった時間眠れていますか?

休息できないと、イライラしたり、なんだか泣きたくなったり…
夜泣きがひどくて、夜が来るのが怖い…っていう意見もよく聞きます。

赤ちゃん育児あるあるだけど、もしかしたらそれパパに頼めば案外すぐに解決できるかも!?


産後ママが陥りやすいワナ


それはズバリ、「寝かしつけはママじゃなきゃダメ」という思い込みです!

産後すぐから赤ちゃんのお世話を中心にやってきたママは、なんでも自分でやらなきゃという責任感にとらわれてしまうもの。

育休も取ってるし、赤ちゃんのお世話は私の仕事…なんて思い込んでいるママはいませんか?
まさに私もそうでした。

添い乳をしていたせいもあって、ママじゃないと…と夫婦そろって思い込んでいた結果、毎日寝かしつけはママ、パパはのんびりソファーでテレビ…


なんかおかしくない!?

母乳をあげる以外のお世話は、誰でもできる!

それなら、パパに寝かしつけができないなんて理由、ありませんよね。

普段からパパにも寝かしつけを担当してもらって、ママの休息時間をしっかり確保しましょう。
もしママに何かあった時に困っちゃいますもんね。


パパに寝かしつけをしてもらうメリット


寝かしつけに慣れていないパパが急に交代したら、そりゃ~最初は泣きます!
ハラハラしてしまうママも多いと思いますが、それは仕方ない!

そして、赤ちゃんは最初は泣いてしまっても、一旦クセがついてしまえば必ず慣れてくれるものです。

泣いたからといってあきらめずに、まずはパパの抱っこから始めてほしいと思います。

なぜなら、赤ちゃんを抱っこすることって「育児スイッチ」を入れることになるんですよ。

人は生まれながらにして親としての資質を備えているわけではありません。(中略)子どもを慈しみ、大事に育てようという感情は、生まれながらにしてもっているものではなく、子どもと実際に触れ合うことで喚起され、育っていくものだということが実証されたのです。

子どもの脳を傷つける親たち  友田明美


赤ちゃんとスキンシップをとることで、オキシトシンというホルモンが分泌され、守ってあげたいという気持ちが高まるそう。


オキシトシンとは…

「愛情ホルモン」とも呼ばれ、分娩時に子宮収縮を促進させ、出産後は乳汁分泌を促す働きがある。(陣痛を起こして、おっぱいを分泌させるホルモンですね。)
そして、男性でもオキシトシンは分泌される。


つまり抱っこするだけでパパの「育児スイッチ」が入っちゃう!
ママも休めるし、やらない選択はないですよね!


どうやって寝かしつける?


おくるみでスヤスヤ


じゃあさっそくパパにも寝かしつけしてもらおう!
そう思い立ったら、いろんな方法を試してみましょう。


この時に大切なポイントは、ハラハラした表情を顔に出したり、「そうじゃないって!」とパパができていないと指摘すること。


不安な気持ちはとってもわかりますが、まずは一度、パパのことを信頼してあげましょう。

おくるみで抱っこしやすく

赤ちゃんはおくるみやスワドル(すっぽり着るタイプのおくるみ)できつめに巻いてあげたほうが安心するし、抱っこしやすくなりますよ。


背中やおしりをとんとん

背中やおしりと、手のひらで優しく一定のリズムでトントン叩いてあげましょう。
だんだんゆっくりのリズムにしていくのがコツ。


ゆらゆらしたり、歩いてみたり

包み込むように、優しく抱っこして横にゆらゆらしてみたり、縦抱っこして歩き回ってみましょう。
バランスボールに座ってボヨンボヨン揺れるのもアリ!


ラッコ抱き

パパのお腹の上で、うつぶせにさせてラッコのように抱っこしてみましょう。赤ちゃんのお顔は横向きにしてあげてくださいね。
ソファに座りながらでもできますよ!


おんぶ

首がすわってきた赤ちゃんなら、おんぶひもや、おんぶもできる抱っこひもを使っておんぶするのもいいですね!
パパの大きな背中にカラダがぴったりくっついて赤ちゃんが安心しますよ。


赤ちゃんが眠くなるためには、カラダ全体の肌をしっかりと密着させて、あったかく静かな環境を作ってあげましょう!
パパも力を抜いてぜひリラックスしてくださいね!


パパはママの救世主!ぜひ頼って



いかがでしたか?
これなら試せそう!という方法はありましたか?

産後ママにとって、休息は本当に大切です。
出産後まもない間はもちろんのこと、育児にだいぶ慣れてきた頃でも油断は禁物です。

赤ちゃんの夜泣きがひどくなるのは生後6か月前後とも言われていますし、産後うつの発症は産後9カ月ごろに一番高くなるという統計もあります。

少しでもしんどいなと思ったら、自分一人で抱えずにまず一番そばにいるパパに助けを求めてみましょう。

夫婦二人で育児に取り組んで乗り越えた経験は、今後も絆を深めてくれます。

うちのパパはどうせ…とあきらめずに、チャレンジしてみてくださいね。




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