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仮面ライダーに目覚めた春


 「シン・仮面ライダー」を観たので感想を。正直怪人より怪獣の方が好きなウルトラマン派だった私も、サイクロン号で風を受けながらの変身シーには胸が高鳴り「仮面ライダー仮面ライダー、ライダーライダー♪」と歌いながら劇場を後にするくらい面白かったです。(そうよ私は単純な女)

 仮面ライダーシリーズを観ていなくても楽しめるように出来ていて、あまりアクションのイメージのない主役級個性派俳優揃いなのにも注目。インタビューを読んだら、アクションシーンはスーツアクターではなく池松壮亮も柄本佑もほとんど自身で演じていたことにびっくり。仮面をかぶっている敵キャラも多く、エンドロールで「え?あの人出てた?」というサプライズもあるので声などに注意してご覧ください。

 基本的に庵野監督の思い入れのある初期仮面ライダーに忠実に作られているのですが、SHOCKERの目的が単なる世界征服などではなく彼らが考える人類の「幸福の形」の実現というのは現代的。仮面ライダーになった本郷猛が、本来持つ優しさゆえその力を行使することへの葛藤を抱えている人間らしいヒーローなのも良かったと思います。(結局エヴァなのでは?)

 上は入場特典のカード。私は本郷猛とハチオーグ、夫はライダー2号と緑川イチローでした。

 本当はこの週末にお花見の予定でしたが、お天気が心配なので前倒しで春分の日に神代植物公園へ。去年は終わってしまっていた神代曙が見られて満足。大騒ぎする人もいないし、空いていてのんびり出来ました。SHOCKERではないけれど、私にとっての幸福はお花見できることかな。

 我が家の昭和のお弁当。コンビニで買ったサクラビールも美味しかったです。見出し画像は毎年同じところから撮っている井の頭公園の桜とスワンボート。週末も雨がそんなにひどくなかったら、近所の川沿いの桜でも見に行こうかと思います。お花見はなんぼでもしたらええんですわ、と土井善晴先生もおっしゃるはず。