見出し画像

過去は変えられるか否か

やり直したい過去がある。どうにかしたいけど、どうにもできない。モヤモヤで気持ち悪い。
そんな時に、こう考えるといいかも!とちょっとした気づきを書いてみました。

「事象と心象」を切り分ける考え方です。

事象と心象

事象とは

ありとあらゆる事物。世界。x軸を時間、y軸を空間で捉えたうちのすべて。客観的。

心象とは

事象に対して心で抱く感覚。主観的。

例えば

「電車遅延」という事象に対して、AさんBさんそれぞれが抱く心象は以下の通り。

・Aさんの心象:大切なデートに遅れちまうじゃねえかやってくれたな、のイメージをもった電車遅延
・Bさんの心象:退屈な授業をさぼれてラッキー、のイメージをもった電車遅延

つまり、事象は必ず1つなのに対して、心象は人の数だけ存在する。
「ミステリと言う勿れ」で整くんが言っていた、「事実と真実」と同じイメージです。

過去は変えられるのか

ではタイトルの問いに戻って、過去は変えられるかについて。

結論

過去に起きた「事象」は絶対に変えられないけれど、その事象に対する「心象」を変えることはいくらでもできる

当たり前のことにはなりますが、「今思えば、あんなことがあってよかった」と、後から思えるようにする。ということが大切なのではないかと!

影響の輪、関心の輪

「7つの習慣」の「影響の輪と関心の輪」の考え方にも準ずるはず。

・関心の輪:自身の関心のある範囲
・影響の輪:関心があり、かつ影響を及ぼせる範囲

で、自分でコントロールすることができる、影響の輪に含まれる物事について注力すべきという考え方です。

これに当てはめると、「事象」は関心の輪またはさらに外側に分類されて、「心象」は影響の輪に分類されるかと思います。

よって、自身が影響を及ぼせない範囲のこと(事象)をどうにかしようとするのではなく、影響を及ぼせる範囲のこと(心象)に注力すべき、といったところです。

おわりに

ちょっとしたことですが、ちょっと意識するだけで、ちょっと生きやすくなるのかな、と思い記事にしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?