「終わりはなく × 桜が散り × ツツジが香る」

家の近所の桜並木で行われる
桜祭りがないまま今年の桜のシーズンが終わってしまっていた。

すでに新緑が息吹、出遅れた花がポツポツと申し訳そうに咲いていた。

「ああ、春が終わってしまったなー」と思う中で
自分は桜=春というイメージがあったようだ。

春が終わったのではなくて、
春が始まったの方が正しかったことに今気づいた。

桜の”終わり”を感じながら朝散歩して
午前中家で仕事して
お昼を買いに外に出た。

歩いて近くのコンビニ行こうかと思ったけれど
在宅ワークであまり外に出ていないので
自転車に乗り少しだけ離れたスーパーへ向かった。

暖かい日の風を感じながら外の気持ち良さを感じ
鼻歌まじりで自転車をこいでいた。

すると何かの匂いが鼻がキャッチした。

最初は違和感をキャッチする程度だったので
意識を鼻に集中し、街の匂いをかいだ。

「嗅いだことのある、甘い香り・・・」

なんだろうな?と考えたら
ツツジがそばで咲いていた。

「ああ、ツツジの香りだ」と答え合わせと同時に
朝の桜の光景を思い出した。

もうツツジの季節かー。
中学校の時はツツジがたくさん咲いているところを通って
通っていたなーと回顧した。

帰りに行きには気づかなかった
パンジーが咲いているのにも気がついた。

ああ、ツツジだけではなくて
他の花々も今どんどん生命力溢れている時期なんだな!
気持ちいいなと感じて家に帰った。


あの桜は終わったのではなく。
新緑へ続いたのだ。
始まりがあり終わりがあるのではなく
蕾が芽吹き、花が咲き、散り、葉を出し、。

これは来年への準備であるが
今新緑は新緑として、生命エネルギーを放出している。
今この瞬間が輝いていて、未来につながる。

去年と同じ葉はなく、これからもないだろう。

草木が

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