危うく廃車の危機
お世話になっております。
岡山の地で修行中の内山理弘です。
先月、6月25日、布教の家岡山寮に入寮して初めて、初席を運んで下さりました。
このおちばがえりが、一生忘れられないほろ苦い思い出となりましたので、ここに書き綴ります。
初席を運んでいただいた、Aさんとの出会いは、約一ヶ月遡り、5月20日の戸別訪問です。
戸別訪問は、99%の確率で断られますが、Aさんは初めから天理教に好印象でした。
ですが、別席(神様のお話)を運んでおりません。
そこでAさんを、おぢば、別席とお誘いをしました。
ちょうど6月17〜18日に、岡山寮として団参を計画していました。団参にお誘いしましたが、あいにく腰痛のため、団参は諦めました。
団参後の戸別訪問は、「暑い」「しんどい」「腹減った」の三拍子で、喜べない、勇めない日が続いていました。
6月24日の朝の十二下りでは、「今月の月次祭もおぢばに帰れないのなら、もう布教師やめたいなぁ」と、そんなことを思いながらお手を振っていました。
三年千日は、岡山に残って布教しようと考えていましたが、現実的に、「布教師しんどすぎて無理やなぁ」と憔悴しきっていました。
初席の方は、その日、24日の15時過ぎにおぢば帰りが決まりました。
しかも一泊二日でです。
勇めなく情けない自分に、神様は、あめちゃんをくれたんなやなぁと感じました。
育成委員の先生に車を貸していただき、おぢばへと出発しました。
おぢばでは、4人ほど、ものすごい布教師さんとお話する機会があり、大いに大いに勇まされました。(この話はまた投稿する予定です)
月次祭も終わり、勇んで岡山に帰ります。
月末ということもあり、携帯が低速になったため、ナビが使えず、先輩布教師の車の後をつけて帰ることになりました。
帰路の道中、兵庫県明石付近でトイレ休憩を兼ねて、ガソリンを補給しました。
私は免許を持っていないので、運転手(ハタチのほぼペーパードライバーの子)が、ガソリンを入れます。
ここから、運命の歯車が狂いはじめます。
ガソリンを入れ終え、再び走り出すと「ガタガタ」と音がして、車が思うように進みません。アクセルを踏んでも力強く前に進まないのです。
一般道路を走っていましたので、なんとかラーメン屋の駐車場に車を入れました。
原因は、ガソリンの入れ間違いです。
その子、レギュラーを入れるところ、軽油を入れてしまったのです😱
先生からお借りしている車。
最悪の場合、廃車です。🥶
私と帰参者の方は、先輩布教師の車に乗せてもらい、岡山まで乗せてもらいました。
例の車は、レッカー車で近くのガソリンスタンドまで運んでもらい、軽油を抜いてもらいました。
近くのガソリンスタンド。
普段、軽油抜きは対応していない、とのこと。
ですが、「お困りのようなので」ということで、特別に対応してもらいました。
勇んで帰っていただけに、
「こんなことある?」と不足しそうになりましたが、「いやいや全ては教祖のお導き」と考え直しました。
大難を小難にしていただき、なんとか無事に岡山に到着しました。
育成委員の先生が今回の件に関して次のように悟られていました。
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今回も大難は小難、無難とお連れ通り下さいました。
(先生自身の)車が停まったということをよく思案しました。
私の真実ない心を注ぐ、つまり筋違いの安い心(軽油)を、おたすけ先(車)に注ぐ姿を憂いた教祖からのメッセージだと悟っています。
でも無事に帰れて安心しました。
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私自身、6月は精神的に辛く、神様の御用を軽い心でつとめることが多かったように思います。
特に、おつとめやにをいがけ、おたすけ先に軽い心を使っていたなぁと反省しました。
これから、おつとめ一つ、にをいがけ一つ、軽い心ではなく、真剣に念を込めてつとめさせていただいと、そう心に決めたおぢばがえりでした。
ありがとうございました。
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