今日は、何の日。減塩の日です。

 これは、日本高血圧学会が制定したのですが、実は、私は食塩の取り過ぎが高血圧になる大きな要因だということを知ったのは、50才の時、大動脈瘤の手術をした時でした。

 それまでの私の生活は、残業続きの生活で、職場を出るのは、午後9時過ぎが常態化していました。それでも40才代なので食事を職場仲間とビ―ルを飲み交わしながら、上司の悪口を言いながら塩辛、刺身共に飲食するのが楽しく毎夜の楽しみでした。

 ところが、50才代を過ぎ、60才になった時、人間ドックを受けた際、小腸上部にプラーク(腸内にへばり付く固まり)があることが判明し、大きな病院で検査するように指導を受けました。

 大学病院で検査の結果、入院し、その翌日に手術を受けるように担当医師から言われびっくり仰天し、急ぎ家内に連絡。病院に来てもらい入院、手術の準備をし無事手術結果、6cmの大動脈瘤を取り除く大手術をしその後1週間の入院を余儀なくされました。

 あまりにも突然の入院、手術で、なすがままにされていたというのが私の実感です。しかし、後で医者からは「もし、動脈瘤を放置しお家にいるときに破裂していたら恐らくお亡くなりになっていたでしょう!」との説明に大変な病気になっていたのだと思い知らされたのです。

 以後、塩分に神経質なほど注意するようになり無事、古稀を迎えているのです。今では、食材を購入する際には必ず、塩分量を見て購入する。漬物は食べない!など口に入るものは、全て塩分表示を見て食するようにしています。

 怖いのは、医者から「もう一度同じ手術をしないこと!」と言われているのを守っているのですが、正直、親しい友人、昔仲間からの夕食会に誘われると2回に1回は飲食をしています。こうした仲間との付き合いに負けてしまうのです。これも、古稀を過ぎて達観してきたからかと思うのです。気の許せる仲間との飲むこと程楽しい時間はありません。これだけは許されても良いのではと思うのです。皆様は如何でしょうか?

今日もここまでお読み頂きありがとうございました。

小野経営事務所:https://ono-mo.com/

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