【㊗️岡山市 2025年度までに公立夜間中学設置へ】

まずは、岡山自主夜間中学校を応援してくださったり、気にかけてくださったお一人、お一人に、心から感謝を申し上げます。
思い返せば、岡山自主夜間中学校設立当時、誰もいない教室で一人、半年以上も待ち続けました。もはやここまでか、と思ったことも何度もありました。当時は、夜間中学の話をしても、「それは何?」という反応ばかりでした。しかし、夜間中学を必要としている方は、絶対におられる、むしろ、必要な方こそ声をあげづらく、夜間中学のドアをたたくことはそう簡単なものではない、と思い、待ち続け、行動し続けました。少しずつ、少しずつ、生徒さんやスタッフさんが、集まってきてくださいました。そして、なんと今では、日本最大規模の自主夜間中学とまで言われるようになりました。一方で、大きくなるにつれて、様々な課題(問題)も山積しました。いわれなき誹謗中傷もありました。しかし、不思議なことに、そんな時こそ、生徒さんが、「先生、ありがとう。ここに通うことができてうれしいんよ」「もうわしゃーあきらめとったけど、ここにきて、なんか生き返ったわー」など多くのありがたい言葉を頂きました。公立設置に向けては、多くの議員さんや首長さんにお会いさせて頂きました。どの議員さんも超党派で取り組む課題として捉えてくださいました。議会で何度も質問してくださいました。そのおかげで、立ちはだかる大きな壁が動いていきました。そして、岡山をはじめ全国の心ある方々が、ご支援してくださいました。岡山自主夜間中学校に通われる生徒さんの中には、公立夜間中学校の入学を強く希望されている未就学の高齢者や形式卒業者の方が多数おられます。今回の岡山市の決断は、その生徒さんたちへの大きな「希望の灯」になりました。 岡山市に設置される予定の公立夜間中学は、生徒さん中心の学校であってほしいと思います。そのためには、自主夜間中学校運営や新設公立夜間中学校設置に関わった経験をしっかりと活かしていきたいと思います。しかし、その要請がなければ、どうにもなりませんが、要請があることを信じて、これからも誰一人置き去りにしない教育を求めて、力を尽くしていきたいと思います。

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