玉砕の美学 1

2024年1月1週

1月6日(土)から今年の中央競馬は始まった。

金杯もこの日である。カレンダーを眺めながら、例年通り金杯が5日なら、年明けから地獄の4日間開催では?の憶測が出たが、主催者にも人の心はあったようだ。まぁ、本来、参加の自由はこちらにあるのだけど…

昨年の夏過ぎに、タイムとラップを分析し、強い馬を探す。やっていることが本命党のそれなのに、無駄に穴を買うのは馬鹿なのでは?とようやく気が付いたので、その頃から硬い馬券を買う練習をしている。

今年の最初の馬券もそれである。
土曜、中山5Rの三歳未勝利戦、◎ミッキーラッキー、○ウォータースケイプ、1、2番人気だが、そのワイドは3.3倍ある。この十分に利益の出るオッズがみそで、あまりに安い馬券はさすがに買えない。

このワイドに1000円、1、2着固3連単連単100円を5点、金額が少ないのは練習だからである。ここで万単位の勝負ができるようになるはずだ。行く行くは、きっと。

逃げるウォータースケイプを、好位からミッキーラッキーが差して終わり。3着に高めを願うはずが、ミッキーが先行し、好位にウォーター、まぁ、そういうこともある。特に気にしてはいけない。

4角でウォーターの手ごたえが怪しいが、そういう時の為のワイドである。3連単で跳ねようなんて欲張ってはいけない。ワイドで利益の出るオッズを確認して買ったのだ。

直線で、ミッキーラッキーが頭差で勝ち切り、ウォータースケイプは離された4着、ふ~ん。後のことは書きたくない。本命馬券を買うのだから、買うレースを減らすこともテーマだったなぁ…と無駄に多い電子クズを眺めながら思い出すのである。

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