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Oh! Mountain / Fishmans

Fishmansを久しぶりに聴きたくなった。Fishmansはどのアルバムも素晴らしく名作揃い。Fishmans以降、数多くのフォロワーバンドが誕生したが、どのバンドもFishmansのダブポップの領域には辿り着けていないように思う。
ジャンルで言えば、レゲエ・ダブなのだが、レゲエみたいな底抜けの明るさ、人生全肯定みたいな要素とは真逆の人生全否定なのがFishmansだと思う。哀愁もあるけどBOSSANOVAの持つような美しい哀愁ではない。悲しい、ただひたすらに悲しいのだ。
綺麗で儚いとか、そんな言葉じゃない。もっと生々しさを感じる。
そんなFishmansだが、「Oh! Mountain 」というアルバムは最も愛聴したと思う。「頼りない天使」と「いかれたBABY」が収録されているだけで嬉しかったなー。


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