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東海道を歩く。息子と紅茶と/3川崎→神奈川

東海道は、東京の日本橋から京都までおよそ490キロ。ここに53の宿場があり、江戸時代の人たちはこれをおよそ13日から15日で歩いたとされます。15日だと1日およそ32キロ。
それでこの東海道を歩くには、二つの方法があります。
ひとつは、歩く→宿泊→歩くを繰り返して京都を目指す「一気方式」。
もうひとつは、歩く→帰宅して後日前回のところに戻り→歩くを繰り返す「分割方式」です。
僕も多くの人も分割方式でやっているわけですが、一気方式の方ももちろんおられる。幕内秀夫さんが「東海道五十三次「食」ウォーキング」という本で書いておられるのは、20泊21日。堀井憲一郎さんが週刊文春で東海道歩きを連載されておられましたが、分割と一気の二度歩かれている。一気は1日50キロペースで京都まで10日で歩いたそうだ。これは相当すごい。

この日(2022年12月4日)、僕たちは2時間半かけて川崎宿から神奈川宿までおよそ10キロちょっとを歩いて疲れた。宿場たったひとつで帰っている。これじゃあ当分着かないと思いながらも、ま、急いでないし、まあこれでいいかと思っていた時分でした。途中、生麦事件の現場と石碑を見られたのがよかった。それととても長い横断歩道も見つけた。これは以前「目でみる数字」という本で撮影した場所だったので、思わぬ邂逅。

横浜鶴見区にある白い部分が32本もある長ーい横断歩道

あとエイを見た。

水の中に浮かぶエイ

息子がこの動画をアップしたらバズったと喜んでいた^^
わりとこんな石碑に気持ちが救われる感じがする。

こういった整備がここ十年ほどでだいぶ進んだようです。

神奈川宿。だいたいどの宿場にも本陣跡というのがあって、そこで写真を撮る。ちゃんと行ったぞという証拠の意味でもある。

本陣跡もこんなプレートがあったり石碑があったり公園だったりいろいろです。

この区間は紅茶はなし。

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