4.17

ワンピースフィルムレッドを見た。
歌と作画がすごかった。adoのことはすきでもきらいでもないが、歌はすごいと思う。ギラギラや踊やラブカが好きで、今回では私は最強が好きだった。ワンピのキャラクターがたくさんでてくるので既存ファンにはうれしいような、もうちょっと話をしぼってほしいようなだったが、お祭りっぽくてよかったと思う。そして作画がよかった。終盤の共闘みたいなアツい展開がいい作画で描かれていればすべてをゆるしてしまえそうだ。

Mがやたらとバターアイスをすすめるので、バターアイスを求めてセブンイレブンめぐりの旅をした。セブンイレブンAにはバターアイスはなく、カントリーマアムバターアイスが一個だけあった。コンビニのアイスのカゴにはぽっかりと空間があいていて、すでにバターアイスたちは狩り尽くされてしまったことがわかった。一足遅かったのだ。しかたがないのでカントリーマアムバターアイスを買って食べた。クッキーのようなざっくりした素材がバターアイスでまとまっていて、かじった瞬間まったりとした甘やかな味わいが口に広がる。これはこれでおいしいが、甘さと甘さがかさなっているため、口の中がまったりしすぎる気がした。そのときカルピスソーダをいっしょに飲んでいたのもよくなくて、あまったるすぎた。口の中をリセットできるブラックコーヒーといっしょにたべればよかったと後悔した。
次にセブンイレブンBにいった。バターアイスはなく、ピスタチオバターアイスだけがあった。ピスタチオの風味と塩気がバターアイスと調和していておいしかった。だがバターアイスの成分が大きいため、どうしても完璧なバターアイスが損なわれているものを食べている気になってしまう。純度百パーセントのバターアイスにまさるものはなく、あの密度と強度と濃厚さでないとわたしたちの舌は満足できない。かつてゴールド・ロジャーはラフテルでバターアイスを食べて笑った。その噂を聞いた人々はバターアイスを求めログポースを片手にセブンイレブンへと向かった。世はまさに大バターアイス時代。新時代の幕開けだった。
だがいまではバターアイスはどのセブンイレブンに行っても見つからない。はたしてほんとうにバターアイスはあったのか。海の底に沈んでしまったのか。もはや真実はわからない。歴史の闇に葬り去られたバターアイス……。空白のアイスカゴ……。謎は深まるばかりだ。今後も調査を続けたいが、ほんとうのことを知ったら世界政府に消されるかもしれない。そのときはあなたがバターアイスを探してください。

https://www.akagi.com/products/kajiru_butter_ice/index.html


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