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呼吸って本当大切

最近、訪問看護でさまざまな利用者様のところに伺いながら、呼吸、深呼吸の大切さをつくづく感じます。癌の末期で動けない方やCOPDってタバコの吸いすぎなどで起こる慢性閉塞性肺疾患で足がものすごく浮腫んでいた方に在宅酸素を導入してしっかり酸素を吸っていただくと、びっくりするくらい元気になったり浮腫が嘘みたいに無くなることがあります。これは酸素をしっかりとることで心臓の機能が正常化するから、

以前受けた癌の治療のセミナーでも、人の細胞は糖を燃やしてエネルギーを作る回路と酸素を使ってエネルギーを作るミトコンドリアがあり、酸素が足りず糖の回路だけになった細胞が癌細胞となるという話を聞いたことがあります。

また、呼吸をしっかりすることは自律神経にも直接作用します。息を吸うと興奮、緊張時に働く交感神経が優位になり息を吐くとリラックスしてる時に働く副交感神経が優位になる、つまり息をゆっくり吐くことで身体、自律神経がリラックスできるスイッチを押すことができるんです。

人は通常一回の呼吸で500mlの酸素を吸っていますが、深呼吸では2500ml酸素を吸うことができます。深呼吸をするしないで身体に取り入れる酸素の量の違いものすごく違いますよね。リラックス度も全然変わってきます。

以前、女性専用の人間ドックの採血のアルバイトをしていたんですが、血管が全く浮いてこない方が多くて、深呼吸を促すと血管が浮いてきたり、採血中深呼吸していただくと血液がとりやすかったことがあり、呼吸が血流を促す作用もあるんだとよく思いました。

なんかしら病気になってる場合、呼吸が浅く、呼吸の回数が多いことが本当に多いんですよ、あとは口呼吸も多い。呼吸は鼻から吸うのが大切で、鼻から吸わないと気管、肺に送りにくく、呼吸が浅くなりやすい。官足法のセミナーでも鼻から息を吸うことで気の流れが始まる、などなど言われています。

さらに、呼吸1分間に18回、深呼吸では1分間に9回、3秒鼻から吸って4秒口からで吐くのが自然のエネルギーと同調しやすいと言われています

足もみ中も呼吸を合わせることで効果がぜんぜん違います、もまれる痛みも楽になります。

官足法セミナーでの呼吸法ですが、1日に朝、昼、晩、鼻から3秒思い切り肺を開くように息を吸って、口から4秒思い切り吐くを3回ずつ繰り返してみてください、

本当効果があるのでぜひやってみてください、肺炎予防になるし身体が楽になりますよ

ここまで読んでくださってありがとうございました😊

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