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虐待の後遺症に配慮された社会を作る!

皆さん、年末いかがお過ごしでしょうか。
株式会社RASHISA代表の岡本です。
私自身は読書や運動、はたまたいつも通りの仕事や中々着手できていなかった仕事をしています。

さて、先程自身のFacebookで2024年に関しての投稿をしました。
同じ内容をnoteでも投稿しようとしたところ素敵な企画を目にしたのです。

せっかくなら、自分自身がこれまで取り組んできたこと、2024年に取り組むことを企画に併せて投稿を作り込もうと思って、現在記事を書いています。
当企画がきっかけで、私・弊社が向き合っている社会課題がひとりでも多くの方に認知されたら嬉しいなと思って。

何をやっているのか。

弊社はインサイドセールス代行事業という、広義の意味での営業代行事業を行っています。

メンバーは正社員1名、アルバイト9名、業務委託3名の組織です。(2023年1月時点ではアルバイト1名、業務委託1名の組織でした。)

特徴としては「虐待問題の解決」をテーマに掲げて会社経営をしていることです。

弊社HPより。

具体的には下記の2つを採用の切り口として行っています。

・子育て中の方を積極的に採用
・過去に虐待を受けた方を積極的に採用
※これらの方を優遇して採用するわけではありません。
全ての人を平等(色眼鏡を付けずに)に採用活動をしています。

理由は弊社の働き方にあります。
1つが完全フルリモートかつ、「半径5m以内の人を大切に」というバリューに紐付いた社内施策。
虐待は様々な要因が絡み合って発生するわけですが、その一つが「余裕の無さ」だと考えています。

そこで完全フルリモートでの働き方を実現することで通勤の時間を無くして、ご自身・家族などの時間に隔てられるようにしています。

また、幼少期の子どもはよく発熱します。
体調を崩すことも多いです。
そのような時にお子様や家族を優先できるように、休みやすい施策などを実行しています。
具体的には上司の承認を得ずとも、体調や家族を優先してお休みを迅速にできる仕組みです。

休暇申請フォームというものに入力をすると社内通知が飛ぶようになっています。
「承認を得る」ことにハードルを感じる方が多い中で「記入をする」という心理的ハードルを下げる施策を取っているわけです。

実際に弊社では四半期に1回、幸福度調査というものを行っています。
一つの項目として「優しさ度」という内容(周りの人に対しての優しい気持ち)があるのですが、子育て中の方は数値が高くなっております。

そしてもう一つが「虐待の後遺症に配慮された社内環境」です。
虐待の定義、虐待の後遺症、社内で取り組むべき施策をまとめた虐待サバイバー合理的配慮ハンドブックというものを制作しております。

虐待サバイバー合理的配慮ハンドブック

当ハンドブックは入社時に配布を行うだけではなく、社内施策は常にアップデートされていっています。

上記のような施策を行いつつ、社内で働く方々の「繊細さ」を強みとして昇華してインサイドセールス代行事業を行っているのが弊社が取り組んでいることです。

サービス概要

2024年は何をやるのか

事業開始は2022年8月。
そこから、今日までコツコツ積み上げてきた一年半でした。

SNSの利用も控えて、組織と事業に向き合った結果、*虐待サバイバーや子育て中の方々が活躍する組織になりました。
*虐待を受けて育った人のこと

2024年は社内で蓄積されたノウハウを全国に広めていくフェーズです!

・虐待の後遺症による働き辛さはあらゆる企業に存在する
・対策をすることで虐待サバイバー以外の方にとってもプラスに
・結果的に離職率の低下、採用力の強化に繋がる

上記はRASHISAで実践してきて、自信を持って言えることです。
下記が描いている未来です。

これまでは一番左の「事業化」に取り組んできました。
社内に多くのノウハウが蓄積されて、子育て中の方や虐待サバイバーの方の活躍の舞台を作ることに少しづつ成功しています。

来年は上記の社内施策で上手くいったものを切り出して、クラウド化を行い、様々な企業様に届けていきます。

①虐待の定義+コラム
②虐待サバイバー診断テスト
③働きやすさを追求した各種サービス(随時機能追加)

これらの内容をひとつのWEBサービス上で利用をすることができるようにします。

虐待サバイバーはどこにでもいるんだよ。
そのための社内施策を行うことで多くの人にとってポジティブになるんだよ。
そのようなことを証明していきたいと考えています。

虐待サバイバーの活躍が様々な企業で実現された先には虐待サバイバーの方を企業が積極的に採用をする未来が訪れます。

そしてその先にあるのが、義務化です。
従業員の数が43.5人以上の事業主は、障害者を1人以上雇用しないといけません。(障害者雇用促進法43条第1項)

このように義務が先か(法律)理解(活躍できることの証明)が先かは鶏卵問題かもしれませんが、必ず実現します。

これが私が描いている未来であり、目標のひとつです。

来年はこのようなことを積極的に発信していきますので、是非Xとnoteのフォローをして頂けると嬉しいです!!

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