自宅工房①〜菓子製造許可を取る前に1番大切なことって?
「自宅をリフォームして菓子工房にして起業しよう!」
「新築を建てるから、家の中に工房を作りたい!」
その前に、まず必ずやった方がいいことがあります。
それは・・・・
その工房、補助金申請できるかも?
菓子製造許可付の工房をはじめる市区町村で、
創業のための支援金がもらえないか、調べること!
支援金?何それ?と思いますよね。
工房を建てる市区町村によって、支援の内容は異なりますが、
菓子製造用の機器 購入資金の補助
開業のための建物(新築もリフォームも)への 資金補助
シンプルに言うと、【創業のときに、補助金を申請できる】んですね。
(市区町村によって詳細は異なるので、創業する市で聞くのが1番大切!)
ただ、この創業支援金=補助金、
かならず!!!!
事業を始める前に商工会に問い合わせてみてください。
創業前=販売などで利益を得る前ですよ!!
利益が出てからでは、創業時と判断されないので、申請もできません。
補助金は、事業の攻守を強くする
大きな補助金だと、厨房機器や建物資金への補助ですが、
小さなものだと、お店のロゴやWeb構築費用、看板なども
補助がでることがあります。
条件はありますが、100万以上が申請できる場合もあります。
100万の利益を個人で出そうと考えると・・・
普通の人なら、かなり難しいことがわかると思います。私もです。
もし仮に、100万の補助をもらえたら?
攻めで、新しい事業ができるかもしれません。
利益が思うように出なくても、その100万で事業が継続しやすくなります。
補助金を知っているか知らないかで、攻守の強さに雲泥の差がでます。
しつこいけど、気になる方は、明日すぐにでも!商工会へGO!!
注意!補助金を受け取れるのは、1年後
初期投資=起業時のタイミングには、補助金は出ません。
できるのは、
「今から事業を始めるから、申請させてくださいね」ということだけです。
ん?どういうこと?と混乱させたらすみません。
『事業を継続して1年が経過したときに、
今回の申請が適正かどうか判断し、補助金が出るか決まります』
とのことでした。私の創業する地域の商工会では。
まぁ、当たり前ですよね。事業が開店休業状態だったら
ただの補助金サギみたいになっちゃいます。
ちゃんと事業で利益が出ているか確認されて、
それで初めて、1年後に、スタート時に申請したことが生きる
=補助金を頂けるのです。
だから、事業のスタートのタイミングでは、自己資金が必要です。
融資でも、親に借りるでも、自己資金でも何でも、
とにかく、最初は自分でお金を準備することが必須です。
申請は、自分の事業を見つめるチャンス
補助金申請をするときに、事業を細かく商工会に伝えることになります。
必要書類もたくさんあるし、資料作成も必要です。
これ、かなり面倒だし、かなりツッコミが入ります。
「ほんとに利益出るの?」とか、
「見積書は〇種類出してね!」とか。
私もめんどくささに折れそうになりましたが、
自分の事業を「客観的に深堀りする」良い機会でもありました。
それに、この申請をして、事業を回せば、
1年後に100万が入ってくる可能性がある。
とっても心強いし、夢があり、がんばろう!と思えます。
今から、起業を考えている人は、ぜひお近くの商工会へ行ってみてくださいね。
次回は、補助金申請の詳細
申請の書類、私が苦戦したこと、どう対応したかを書いていきますね。
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