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【早春催事特集ダイジェスト】越後製菓 10年連続売上№1を達成

 40年選手の日東ブランドを擁する同社は、ひなあられ商材10年連続売上№1を達成。同ブランドは関西圏を中心に広く浸透しており、リピーターも多い。そうした根強いファン層に向けてあえて大きな変更はせず、昨年に引き続き9品をラインアップする。

 なかでもメインとなる商材は、ひし餅の形を模したパッケージの『E-22ひなあられ』である。カテゴリーとしては「ひな人形の隣に飾って楽しむ定番アイテム」になる。ほかにぼんぼりの形を模したパッケージの『E-33ひなあられ』など、計4品を展開。そのほか「家族で分けて楽しむ分包タイプ」3品を用意。いずれも味は6種類と豊富で、特にマヨネーズ味の白いひなあられが好評を博しているという。

 一方、小麦や卵アレルギーでひなあられが食べられない子どもに向けては『ふんわり名人 ひなまつりアソート』『同・いちごひな大福』の2品を用意するなど、さまざまなニーズに対応している。

 今年の傾向については「既存店もさることながら新規店が入るなど、昨年比で110%弱くらいの配下率になった。数字を見る限り、昨年はチャンスロスというか、売り切れたのではないかと推測している」と同社は話す。

 春夏に向けては、配下率10~15%アップと好調の『ふんわり名人きなこ餅』など、計3品のトレーを抜いてリニューアルし、米菓だけでなく会社全体としてSDGsの取り組みをさらに加速させる。そのほか、米菓部門はSNS施策を強化。5月5日の端午の節句には、例年通りパッケージに鯉のぼりを模した『太郎鯉』を投入する。


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