見出し画像

越後製菓 レジャー需要の開拓に注力

 食料品や光熱費など物価高騰を背景に節約志向が高まるなか、コロナ禍の収束により消費活動は「ウチ消費」から「ソト消費」に変化するとみている同社。そんなコスパ・メリハリを意識した消費者の価値観を見据えて、手に取りやすい価格帯で値ごろ感を訴求できる食べきりタイプの新製品『40g新潟の星』を3月25日に発売する。

新潟の星 甘から
新潟の星 青のりしょうゆ

 昨年秋にリニューアル発売した同社自信作の『新潟の星』を、持ち運びやすく春からのレジャーや行楽シーズン需要に向けてアレンジ。新潟県産米使用でサクッと軽い食感はそのままに、味も従来品と同じく「甘から」「青のりしょうゆ」の2種を用意。星形生地のイメージから、子供をもつ30代から40代がターゲット。参考小売価格130円。
 また40年選手の日東あられブランドを擁する同社は、昨年ひな商材12年連続売上No.1を達成。コロナ禍で『ひなあられ』の新規ユーザーとファンを得られたと分析する。今季は現代の嗜好にあわせて食感の軽いあられを増やし、人気の高いマヨネーズあられをリニューアル。サクサク食感とマヨネーズの風味が口の中に広がる仕様になった。
 令和のひなあられをコンセプトにした新製品『越後のひなあられ たちびな』は、“オリジナルキャラクター”でブランドアイデンティティを強化し、差別化を図る。パッケージは、小学生までをターゲットに現代風にアレンジされた十二単の衣装を身につけた女の子をメインに、青空(未来)に向けて飛翔するイメージでデザインされている。OP。

越後のひなあられ たちびな


 このほか、伝統を大事にしながらも時代に即したひなまつりの新たな楽しみ方を提供するべく、飾って楽しんだりパーティーで分けて楽しめる、売場づくりに一役買うディスプレイセットを用意し、店頭を盛り上げる。
 発売19年目を迎える『ふんわり名人』シリーズは、季節限定フレーバーを通年製品と同時に販促することで楽しみ方の間口を広げる。「ファンになってもらうブランドづくり」をテーマに、年間を通して消費者に楽しさを提案していく。

ふんわり名人


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?