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ラグノオささき 主力商品・同シリーズ商品を軸に積極展開

 本社1階のフラッグシップストアをはじめ、東北地区に60店舗以上を展開する和・洋菓子メーカーのラグノオささきでは、全店舗を通じて売れ筋商品となっている
 ①『パティシエのりんごスティック』
 ②『いのち』
 ③『ポロショコラ』
といった主力3商品および同シリーズ商品を中心に販売強化を図る。

『パティシエのりんごスティック』
『いのち』
『ポロショコラ』


 スティック状アップルパイ『パティシエのりんごスティック』は、食べやすさと食感、優しい味わいなどが人気を博し、リピート率、販売量ともダントツの絶対的エース。
 これに『ショコラ』『東北ミックス』の2種を加えてシリーズ化し、店舗や通販等でのセット販売に注力する。
 カスタードケーキの『いのち』は、旧商品の『カスタードまんじゅう』を進化させたもので、洋菓子の味わいと饅頭製法による洋と和のハイブリッド商品である。購買層も厚く、およそ40年のロングセラー商品となっているが、その秘密は「りんご」や「抹茶」の通年用フレーバーのほか、四季折々のフレーバーを包み込んだ季節商品『季節のいのち』シリーズの存在にある。
 早春向け商品としては、同シリーズの『いちごみるく』『さくら』など、春を彩るフレーバーを中心に展開する。
 「チョコ好きのための、限りなくチョコレートに近いケーキ」をコンセプトに開発された本格チョコレートケーキの『ポロショコラ』は、首都圏の高級SMなどでも販売しているラグノオの人気商品であるが、フルーツフレーバーとの組合せや季節限定商品など、ブラッシュアップを積み重ねることでシリーズ化。
 バリエーションが増えた分、各種催事での需要が大きく期待される商品である。
 和菓子では、発売から50年以上の歴史を誇る一口サイズのくるみ入り餅『茶屋の餅』のほか、毎月十日の「おもちの日」に品替わりする『季節の餅』など、全店舗を通じて、各種催事、手土産、贈答品向けの推奨商品としている。
 主戦場である売場企画については、新商品や売れ筋商品を中心に、ボリューム陳列や2カ所陳列といった消費者の視覚に訴える展示方法のほか、店頭での実演販売といった消費者の実体験による商品アピールなど、リアル店舗ならではの販売業務を強力に展開する構えでいる。
 「お客様とのコミュニケーションを大切にしたい。例えば、『パティシエのりんごスティック』を実演で焼き上げることで、より一層美味しく召し上がれることをお伝えすることができる。お客様との接点を重視した対面販売が重要である」(広報担当者)としている。


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