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泉屋製菓総本舗 夏の宅飲み&塩分需要に提案

 『ひとくちアーモンド魚』や『いわしっ子』など、自然の素材を活かした栄養価の高いお菓子を製造する同社。

 コロナ禍が明けても、物価高により宅飲み需要が続く中、気温と共に高まるビールのおつまみ需要に、落花生をフライして塩味をつけた『揚げ塩ピー』と同製品をミックスした製品でこたえていく。ミックス製品は、ピリッとした辛口いかあられとのミックス『揚げ塩いかあられ』と、ふっくらサラダあられとのミックス『同サラダ』の2種類。また既存の塩分補給製品にマンネリを感じている消費者に向け、新たな選択肢の一つとしても、小売店に向けて企画特売提案していくという。

揚げ塩ピー
揚げ塩ピーいかあられ
揚げ塩サラダ

 秋には『揚げ塩ピー』と同じ価格帯での新製品の販売も控えている。

 原料やエネルギーコストの高騰などでコストが上がっている現在。同社は可能な限りのコスト削減努力と、消費者への適正価格での提供の両立を目指している。特にロングセラー製品は定番定着率も高く、安定した売り上げが見込め、特売や企画販売の採用率も高くなる。そうしたロングセラー製品を中心に推し進めながら、新規開発にも力を入れていく。5月に発売した『8種おつまみミックス』は、内訳を変えてシリーズ化も見据えている。

 物流問題については、製品のケースサイズの見直しや納期の延長を検討し、近場については自社便で配達できるように体制を整えている。

 サステナブルや環境へは、ペーパーレス化の取り組みや、設備や車両、補材などを、性能やコストだけでなく、環境への配慮も選択する際の判断材料にしている。

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