見出し画像

ブルボン ブランド力を生かしたお菓子アイスを強化

 今年で創立100周年を迎える同社。今季アイスの重点施策に、お菓子とアイスを一緒に味わえる“お菓子アイス〟の品ぞろえ強化を挙げる。
 主力の『ルマンドアイス』は、期間限定のシーズンフレーバー『同 白桃カスタード』(写真、150㎖、OP)を発売することで、ラインアップの強化とさらなる認知拡大に取り組む。


 同製品は白桃果汁を加えたカスタードアイスにミニタイプの『ルマンド』を丸ごと入れたモナカアイス。家族や友人とシェアして食べる「コミュニケーションツール」としてのシーンを想定して、四つ割りのモナカを採用している。
 担当者は、「白桃の上品な甘さを加えたカスタードアイスに、ココアクリームがかかった『ルマンド』の食感を調和させた“白桃デザート〟のような味わい」と話す。
 原材料やエネルギー価格の上昇など厳しい経営環境が続く中、今後は価格に見合う品質を備えた製品開発に注力し、既存品にはない特徴を持つ「カップアイス」や「バーアイス」など、新機軸の製品開発に注力する。
 昨年2月に発売したカップアイス『ルマンドクランチアイス』もその一つ。ココアアイスにチョコレートをかけた上に、細かく砕いたクランチクレープをトッピングした新感覚のデザートアイス。ココアアイスは『ルマンド』のココアクリームをイメージして仕上げた。
 少し時間をおいて溶けてからスプーンで混ぜ合わせて食べると、違った食感や味わいが楽しめるようになるという。
 当初は北信越地域限定で展開し、徐々に販売地域を拡大。2024年3月に全国発売となった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?