見出し画像

国分酒類総合展示会 「多酒多様」をテーマに新たな価値を創造

 国分グループ本社は、酒類の新たな価値創造、売場活性化を提案する「国分酒類総合展示会」を、東京都立産業貿易センター浜松町館3・4・5階(東京都港区)で5月9日に開催した。

 同展示会は2021年から開催しており、今年で4回目。今回は「多酒多様〜新たな価値創造を国分と〜」をテーマに、酒類182社、食品・菓子・低温35社、エリアカンパニー8社の合計225社が2400アイテムを出展、約1200名が来場した。展示会は12時開始だったが、早くから多くの人が集まり、約15分早めて開場。会場内は熱気に包まれていた。

 マーケティング・商品統括部酒類部長の東野聡執行役員は、「新規顧客の獲得や売上・販路の拡大などを目的に、人々の価値観・消費行動に対応した提案を〝商品軸〟〝企画〟で案内。食品メーカーとのコラボや、当社のオリジナル商品『K&K』をミックスした形でさまざまな提案をしている」と開催主旨と目的を説明した。

 会場は、地酒蔵元会、総合酒類・クラフトビール、日本ワイン、専売酒類、輸入洋酒などカテゴリー別にレイアウト。3階受付奥では、「2024生活トレンド」として、生活者ニーズの変化に関わるキーワードをパネルで紹介。4階では、適正飲酒のガイドラインをパネルで展示、厚労省「飲酒ガイドライン」の考え方を示唆し、前向きなメッセージとして伝えていた。

 本社マーケティング・商品統括部の部署を跨いだワーキンググループの展示では、おつまみとともに、「おつまみ販促カレンダー」で販促計画も合わせて提案。また、食と酒の親和性を考慮したマッチングとして、赤ワイン×きんつば等、意外性のある提案が注目されていた。

 食酒マッチングのコーナーでは、カレーやサラダ、お好み焼きなど、食品メーカーとのコラボ企画を多数提案、お酒を飲む楽しさを伝えていた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?