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GH6の記録媒体問題解決か

どうも、工場長です。
ここ数ヶ月は、程よく忙しくさせてもらっています。ありがたや。

さて、映像工場Okashi製作所はこれまで、BMPCC4Kを2台導入しておりましたが、この度新たにGH6を導入致しました。
導入に至った経緯は、ワンオペの現場が多いのでどうしても便利機能が欲しいという、至ってシンプルな動機でした。

BMPCC4Kではダメなの?

いいえ。全く問題なく素晴らしいカメラです。
予算が許し、人件費を存分に使えるのなら問題ありません。
というよりも、特定の場面にやや使いにくさを感じるね!程度です。
このカメラは本当に宝物です。
これかも現場で酷使し続けるでしょう!


何故GH6

先程も触れましたが、特定の場面で必要性を感じたからに他なりません。
ズバリ、ジンバルワークです。
BMPCC4Kで長時間ジンバルを使用する場合、凄まじい筋力と体力を要求されます。そんな重い物を持ち続け、尚且つフォーカスを合わせ続けるというのは至難の業です。GH6はBMPCC4Kに近い画力があり、幾ばくか小さく、AFが使えて、4K120Pでの撮影が可能!という諸々の要素があったので導入に至りました。

GH6のAF実際どうなの?

ざっくり言うと使えるし使えません
SONYのカメラのような、お利口さはありませんので万能ではないです。

が!!!!

ちゃんとシチュエーションに合った設定を探れば、それなりに使えます。
結構ポジティブに使えます。


作例

早速テストを兼ねて制作しました。

全編手持ちで撮影しました。
手振れ補正が恐ろしいので、BMPCCよりもグッとカメラを持ち出せるようになりました。
そして、4k120Pがすんばらしい!!!!!!
この時は、GH6が届いてすぐだったので、設定はよく分かってませんでした。確かレンズがシネレンズだったのでAFは使ってませんw

ということで、AF使ったやつも

7割ジンバル、3割手持ちです。
1分30秒辺りでAFの迷いが確認できます。
実は、これも設定次第です。
むしろ、これぐらい動きのない時は全然MFでOKです。
手持ち時はAF使わないので、レンズもシネレンズにして撮影しています。


使ってみた感想

すごく良いカメラでした。優等生。
ただ、うちの場合はあくまでもサブ機です。
BMPCC4Kが苦手な所を手伝ってくれるカメラ。
何故かと言いますと、BMPCC4Kの撮ってる感が優秀すぎるんです。
つまり、BMPCCの徹底したシンプルさに勝てないということです。
大きくて便利な機能は一切ない分、撮影する時に物理的な制約が出てきます。しかし、それは頑張れば何とかなります。
BMPCCの素晴らしい所は、精神的な部分でのストレスのなさです。
メニューが分かりやすく直感的で考える事が少ないので、思い付いてシャッターボタンを押すまでの体験がとても簡潔です。
そして画面も大きく、現場での創造性に大きく貢献してくれるカメラだと思います。あれ!?BMPCC褒めてるじゃん!?
GH6だけでなく、デジタルミラーレス一眼等は総じてメニューがごちゃごちゃで、設定など考える事が山ほど。
BMPCCは、最低限の設定さえしてしまえば、後は被写体と向き合うだけ。
僕にとって、この壁は大きい。
しかし、GH6は撮れる画も良いし、便利だし、グレーディング耐性も良い感じの最高のサブ機になりました。フットワーク軽く撮ったりは、圧倒的にこっちの勝ち!


GH6の記録媒体どうしてる?

意気揚々とGH6を手にして、あれ?4k120P普通のSDカードじゃ撮れないじゃん!!って思いますよね。
そうなんですよー。↓のようなカードが必要です。

BMPCCでBRAWを扱ってる人なら、まぁそんなもんだよねで済むんですが
高いと思う人が多いでしょう。
何でこんなのが必要なの?って思いますよね。
データ量が多いから、書き込み速度が必要なんじゃよ!って長老が言ってました。僕は仕事で使うので買いますが、複数枚買うのキツイなーって思ってたところ、これに辿り着きました。

ジャーン!上の高価なCFカードをSSDに変換しまっせ!っていうアイテムです。これのおかげで1TBを2万円強安く運用出来ます。
ただ、注意点もあります。このカード装着中は、蓋が閉じません。ジンバル運用であれば問題ありません。手持ちでもいけますが、気になる人はめっちゃ気になります。SSD側を固定しておく必要がある為リグは必須です。

それでも良いから、欲しい!そんな人達には一緒にコチラも必須。

ケーブルは気を付けてね!


心を燃やす糧にします。煮えたぎったおじさんは爆発します。