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【アークナイツ】一年ぶりに帰ってきた悲しきモンスター『ザーロ君』。遊び心を忘れたマフィア街のシラクーザにて音楽でわからせる。【アルトリア、早速の活躍】

シラクザーノ復刻が始まりましたが、アークナイツ界のネタボスの二台巨頭の一匹であるザーロ君のステータスを見返したところ、案外、引いたばかりのアルトリア接待になっているなと感じたため、今回、記事にすることにしました。

「ザーコ君をザーロ君って言うなよ、失礼だろ!」
と、散々、ネタ扱いされてきた彼ですが、彼の残念な部分は、まず第一に、
他のボスなどにない唯一無二の強烈な固有スキル【溶血の恐怖】を第一形態では頻繁に使ってくるんですが、ブチ切れモードの第二形態になると物理でわからせることに固執する老害脳筋になり使えなくなってしまうということ。

この特徴があまりにも悪目立ちするものだからバカにされてるんですが、なかなかどうして、実はそれほどバカに出来るものでも無く、意外と厄介で練られてる戦略だと気づいたんですよね。


というのも、このスキル【溶血の恐怖】がヤバイもんだから、ザーロ君は出てきた瞬間にタコ殴りにするか、回復役を十分に用意して迎撃するか、殆どのドクターはどちらかを選ぶ必要に駆られるんですが、そのどちらを選ぶにせよ、育成が不十分だと後で痛い目を見る事になります。
(実際、当時、クリア出来ないという新規の人が続出していた。)

その原因が、第二形態になった時から発動するスキル【太古の威圧】です。

このスキルは半径1.5マス内の味方の速度を半減させてくるため、ザーロ君を近接アタッカーで待ち構えてタコ殴りにした場合、第二形態になった途端、殲滅速度も半減してしまいます。

一方で、盾役にブロックさせて、遠距離高台アタッカーに離れたところから倒して貰った場合にしても、ブロック役がやわやわだったり、ヒーラーやアタッカーの火力が足りなかったりすると、ヒーラーを何人も高台に配置する必要が出てくるんですが、そう都合よくボスから離れた位置にある高台が何個もあるわけではないので、当然、ヒーラーもザーロ君のスキルの巻き添えに合います。

回復重装を盾役の隣に配置した場合も同様です。


要するに、順当に総合力、育成度合いが試されるのが第二形態であり、そのような状況に追い込むための撒き餌として第一形態の凶悪スキルが用意されているのだと思えば、なかなかに考えられた手順だとザーロ君に感心させられたんですね。

能ある鷹は爪を隠す、鞭と飴じゃないけど、バカの振りをしていたのかと。


『第二形態は脳筋スタイルの癖に、何故か、スタンが利いてしまって攻撃頻度が減る。(このイベントの主役であるテキサスがスタン付与のスキル持ちのため、接待。)』
という、これまた特大のネタ要素についても、観方が変わるというものです。

「この中で、今までに血テキを投げた事の無い人だけが、ザーロさんにスタンをぶつけなさい。」

ぶっ壊れ人権キャラである血テキサス頼りに、この弱点をついて悦に浸っているのも、それはそれで、冴えないプレイングでなんだかなあだよ。

僕たちの方こそ製作者のステージ設計に嵌っている気がして、アクナイ世界の人間をメタ的に俯瞰してる上位存在たるザーロ君を笑えない気がします。


そんなわけで今回は、血テキを使わずにスタンを有効利用、アタッカーは無し、ヒーラーもなるべく★5以下という条件でシラクザーノの各ボスステージを攻略してみました。

アルトリアを育成した人は参考にどうぞ。


まず、EX強襲から、編成は上記。

左から順番に配置します。(テンニンカ、テキサス、フィリオプシス…)

スタン役は先鋒テキサスとクリフハートのスキル2。

サリアはスキル1セットなため、回復重装なら、他の誰でも、代用は可能だと思います。(僕はサリアしか育てていないため、使わせてもらいます。)

エイヤも同じで、回復範囲の都合上、放浪医が必要になってチョイスしましたが、昇進2まで育ってるハニーベリーとかでもいけるはず。

リスカムはスキル2。少しでも早く敵を減らしつつ、いざとなったら、スキル2の自己スタンによるブロック外しで一流掃除人を後ろに逸して緊急回避。

今回の敵は全て範囲内に納められため、アルトリアはスキル3でまとめて群体処理。

ワルファリンは置く高台が残ってないために使いませんでしたが保険です。他の適当なキャラに変えてもよし。

配置は上記の通り。(開幕、テンニンカとカンタービレは左奥に出してます。)

リスカムだけ上向き、残り全員は右向き配置。

左下から出現して階段を抜けて中央下から現れるザーロ君は、これ以上は一歩も進ませません。

この位置でホシグマブロックしてしまえば、攻撃速度半減の影響を受けるのはブロック役とスタン役、アルトリアだけのため、ほぼほぼデメリットは無し。

上ルートはリスカムで止めて隣接のアルトリアにSP供給、一秒でも早くアルトリアのスキルを発動です。

サリア、テキサス、クリフハートの3人ともがフィリオプシスでSP加速しているため、操作自体は忙しいものの特に危ない場面も無いままにしのげます。

置くだけ攻略ならぬ、頭空っぽ、スキルをポンポンするあったかい機械になるだけ攻略でした。


お次はS5。

編成は上記の通り。

ブラックナイトはスキル2、今回の左ルートのメイン火力担当。

グレイディーアは左ルートのブロック役ですが、配布キャラなので★6でも使わせてもらいました。スキルは3。

ヴィジェル君とかでも代用は可能です。

ワルファリンはスキル1、特化は2止め。

右の高速再配置組は、主に中央ルートの掃除人をブロックして時間稼ぎのための命のリレーをする係なため、もちろん、他の適当な硬いキャラで代用出来ます。

まずは開幕、テンニンカとエリジウムを右ルートに配置。

エリジウムのマスは敵が通らない死角になっているため、スキルによる減速役として最後まで頑張ってくれます。

左ルートですが、コストが間に合わなかったため、とりあえずグラベルで足止め。

直ぐにグレイディーアと入れ替えます。

ブラックナイトの眠獣はこの位置に置きます。

エリジウムのマスと同様に敵が通らない安全地帯。

タイミングが合えば、右から出てくる掃除人を左から突っ込んでくる車と同時にスキルで眠らせる。

そこからは、順次、右ルートの布陣を完成させます。

やはり、ザーロ君の近くにはヒーラーはおきません、全員が上向き。


スカジの攻撃範囲に左下から出てくる奴の進行ルートが収まっているのがポイント。

今回のスカジは確定ダメージを与えるスキル3がメインになるため、こうしてホシグマの負担を減らします。特化は2止め。

エリジウムの減速も仕事する。


アルトリアはスキル2にしました。

1でも良いんですが、アタッカー無しでホシグマの隣に敵が押し寄せるため、攻撃対象が増える2の方が安定するかなと。

上の画像のタイミングの直後にザーロ君と車が出るため、1度目のスキル発動。

第1形態を倒すまで時間がかかりますが、フィリオプシスのスキルに頼る事無く行けました。

右ルートは、案外、どうとでもなる。


このステージで大変なのって、ルートが3つに分岐していて、戦力の分散を余儀なくされるところなんですよね。

中央は、たまに掃除人が出るだけですが、高台はワンパンされることもあり驚異。(そのため、今回はきょうしゅうは避けました。)

左ルートも気づくと抜けられるため、注意が必要です。

特に、上の画像のタイミングは危険。

ザーロ君の第1形態は、ボチボチ倒せるものの、左や中央は忙しくなる。

左ルートの車を倒すと、中から3人飛びだしてくるため、スキルは温存です。

増援が来たところで、眠獣で眠らせて範囲攻撃しちゃうとかして下さい。

眠獣を掃除人の遠距離狙撃から守るためにも、グラベルで差し込みが便利。

あとは、掃除人が出る度に、スカジのシーボーンで飲み込んで終り。

ザーロ君の最後っ屁で、ギリギリ特殊召喚が間に合った?ラスト掃除人との一騎打ちで〆。

最期に立っていた者が勝者だとしたら、やはり、シラクザーノの真のボスは掃除人だった・・・???


以上、アルトリアと行くシラクーサ観光の旅でした。

ザーロ君、次に合う時は味方としてかな?

ベジータを超えるポジションになるのを期待してます。

またね!!!


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