【高円寺】『妄想インドカレーネグラ』を訪ねて

こんにちは。

日本のインドとどこ?と聞かれたら、なんて答えますか?

サブカルチャーに詳しい方は、ピンとくる方もいるかもしれません。

マイブームでおなじみのみうらじゅんさんが、高円寺は日本のインドとおっしゃていたのが、強烈に記憶に残っています。

現在だと、本当にインド化しているのは、西葛西や群馬になりますが、元祖日本のインドと言えば、高円寺ではないでしょうか。

音楽や古着などの若者カルチャー発祥の地としても有名です。

雑多なイメージがある街ですが、とても個性的で若者を惹きつける魅力があるように思います。

今回は、そんな魅力的な高円寺でお店を営む、『妄想インドカレーネグラ』をご紹介します。

3度目の正直『妄想インドカレーネグラ』
昨年末に初めて訪問したのですが、タイミング悪くお休み、2回目は店主の体調不良で急遽お休みという、なんとも相性が悪い感じでした。

妄想インドはこんなにも近くて遠いものかと、とてもがっかり。

2回目のお休みにいたっては、完全にカレーを食べる気でいたので、なんとかカレーにありつきたいと速攻、高円寺の他のカレー店をネット検索して、東高円寺にあるカレー店『平日昼だけ』に急遽訪問することにしました。

徒歩15分の距離を、Googleマップを手掛かりに、東高円寺まで歩き、やっとお店の前に到着したのですが、なんとこちらのお店も店主が体調不良でお休みという、驚きの展開に。

ただただ、落胆をしました。。。

2軒連続で休みという、カレー運のない一日でした。

その日はカレーを諦め、ラーメンを食べました。

なんでやねん!とツッコミが入りそうですが、力尽きました。お許しください。

ふらっと、立ち寄った阿佐ヶ谷の『イシバシ』というラーメン屋でしたが、銀座の名店『むぎとオリーブ』に近い醤油ラーメンで美味しかったです。ラーメン熱も復活してしまいそうな気がしています。

さて、話はだいぶ遠回りをしましたが、やはり、このような時間のロスを防ぐための方法は一つです。

公式のTwitterを確認すべし!!

これが一番の方法ですね。なんとも言っても、最新情報が正確です!

この一手間が、効率的に時間を活用するための方法だと思います。ちょっと面倒だと思っても、行くまえに店舗状況をチェックする。

本当に心がけたいと思いました。

日曜日の14:30分過ぎにお店到着。この、ド派手な旗と看板が目印です。

商店街を歩いていると、数十メートル先からでもわかるほどのインパクトがあります。

行列はなく、店内ではカウンターの好きな席に座れました。

カウンター4席。2人掛けのテーブル席が5席。

筆者が注文したカレーが出てくる頃には、店内は満席になっていました。時間によりますが、15時過ぎでも満席になるのはすごい人気です。

お店の中の雰囲気が、妄想爆発のインドモチーフでしたが、コンセプトに一貫性があり、とても好感が持てます。

筆者も、インドに行ったことはありませんが、これがインドだろうなと共感できる内装です。

なんとなくインスピレーションは大事にしたい派です。

店主の丁寧な説明


メニュー表を渡され、丁寧な説明をしてくれる店主に好感が持てます。

葉玉ネギのサグとホタルイカとカブ、黒目豆のカレーの2種もり(¥1200)と、タンドリーチキン(¥300)をトッピングして注文。しびれるチャイ、ラムチャイもオススメのようなので、次回頼んでみようと思います。

ドリンクの種類もたくさんあり、ビールを飲んでるお客さんが多かった印象です。

店内を見渡して見ると、Tシャツやクリアファイルなどのオリジナルグッズも販売しています。

これが噂の妄想インドカレー!!


2種もりのカレーが出てきました。

まず、ビジュアルから他店のカレーと一線を画することがわかると思います。

ここでも店主が、トッピンングを含め、全ての添え物の詳細を説明してくださいました。なんという丁寧な対応でしょうか。一皿一皿に思いを込めていることが伝わってきます。

かぼちゃ、菜の花、アーティーチョーク、チキンが添えられており、全て美味しいです。

一般的に、インド料理店ですと、ほうれん草のサグチキンが有名ですが、葉玉ねぎのサグという発想が、想像を超えてきます。あっさり味でとても食べやすいです。

ホタルイカとカブと黒目豆のカレーも優しい味で最後まで美味しくいただけました。

ネグラさんでは、あえてスパイスを大量に使わず、素材の味をいかして、最後まで美味しく食べてもらうことを大事にしているとのことでした。

最後に
妄想インドという独創的なコンセプトの店内は、一度行ってみるととても中毒性があります。カレーの見た目のインパクトに反して、素材をいかした優しい味が胃に染みわたります。是非とも、高円寺の妄想インドカレーを体験しに行ってみてはいかがでしょうか。

それでは。また。


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