相席上限

私は、相席の上限によくひっかかる。

5人掛けの椅子ならば入ることはできても、
4人掛けでは無理で、ブザーがなっちゃうような。

抽象的に言うとそんな感じだが、
要するに、人が誰かと仲良くなりたいときに邪魔な人、もしくは数合わせにはちょうどいい感じということ。

奇数の箱になら入れるけど、偶数の箱には入れない。そんな人付き合いしかできない。

学校があった頃は、その箱をトモダチと名づけて大事に抱えていたけれど、今はもう、何だかどうでも良くなってきた。

そうなれば皮肉にも、こんな私と仲良くしてくれる人は人気者で、誰しもが仲良くしたいと思ってることにはっきりと気がついてしまう。

そして、そこに、私は要らないことも。

もういい歳だから、もやっとしたり傷ついたりはしないけど、もうその仲良くしてくれてる人事関わるのやめとこうってなる。
いないものとして過ごす方が楽だ。


相席には限りがある。
そんなことを痛いほど知ってるから、
私はハナから相席にならないカウンター席にいきたい。
ただカウンター席が空いてないなら普通の席に座るしかないのでその辺は多めに見て。

比喩じゃなくていやマジで。