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テスラモデルY購入記(仮)〜後編〜

陽あらば陰。

陰あらば陽あり。

何事にもメリットがあればデメリットもあるもので、ここでは僕がテスラモデルY購入におけるデメリットとして考えている点を列挙します。

車幅
個人的にモデルY最大のデメリット。
『狭い日本そんなに急いでどこへ行く』
という有名な標語がある通り、日本は狭い。
もっと言うと日本の道路事情は狭いのです。
かつて日本で販売される車は車幅1,800mm以下が一つのベンチマークでした。
一般的な車線の幅員は3,500mm(第1種第1級)であり、これだと車幅1,800mm×2台=3,600mmとなりすれ違うことが出来ません。
路肩にはみ出してギリギリすれ違うというあり様です。
日本の道路事情的に、如何に車幅1,921mmが大きいのかが伝わるかと思いますが、ここでより分かりやすく伝える為にモデルYの車幅を含む、各車のスペックを一覧表にしてみました。

 分かってたけど車幅1,921mmは大きい!!

あの…
あの有名なランドクルーザーZXとよく似た車幅。
ここまで車幅が大きいと以下のような懸念点があります。

・小回りが利かない
・駐車時に神経を使う
・当然細い道は通れない
・停車時にドアコッツンの懸念が高い
・一般的(~1850mm)な機械式駐車場に入らない
・いけず石に引っかかりボディをこすってしまう

テスラモデル3の車幅(1,849mm)ですら大きいと思っているのに、それ以上とは…
仮に僕がモデルYの購入を見送るのであれば、こちらの理由を最も懸念しているが故となります。

価格
えっ…安くない??
と、前編ではお伝えしましたがそれはあくまで対テスラモデルYです。
翻って、対自動車として考えた場合車体価格643万円はどうひっくり返して見ても高い、高いものは高いのです。
納期を無視すると日産アリアだって十分検討可能、寧ろお釣りがくる価格です。
やはりモデルYは高級車だなぁと僕は思うのです。

日産アリア
ざっくり価格539万円
納期は約1年…

航続距離
これは対EV車として見た場合ではなく、対テスラモデル3と見た場合です。
特にモデル3ロングレンジと呼ばれるタイプであれば航続距離689kmであり、僕がポチッたモデルYRWDタイプの509kmとは雲泥の差があります。
搭載しているバッテリーの種類等の詳しい話は省きますが、車幅もモデルYよりは小さく、それでいて航続距離が延びるモデル3ロングレンジタイプに正直かなりときめいております。
(ワンちゃんモデルY→モデル3の可能性あり)

※モデル3ロングレンジ2022年7月時点での価格
700万overのインパクトたるや(買えない)

 ナビ
「ナビはくそ、本当のクソ」
「右折禁止の道を右折と案内される」
「左折直前で今すぐ左折しろと案内される」
「ブリリアタワー池袋westにナビをセットしたらブリリアタワー池袋に案内された」

どうやら日本の道路交通事情にまだ詳しくないようです。
今後のアップデートに期待したいですね。

※まだまだテスラ車のナビには改善が必要な様子

修理費用
通常の車は約70個ぐらいのパーツで出来ており、それを溶接やボルト止め等をしてモノヅクリされております。
ところがモデルYについては『ギガキャスティング』と呼ばれる、とても大掛かりな装置を使って一体成型でモノヅクリしております。

※ギガキャスティングによる一体成型。
ちなみに写真中央にある円柱状の物体が電池です

それが故に車両事故にあった場合は部分修理が不可能でほぼ全取り替え。
修理費用300overはザラとの噂です(修理費用でプリウスが買えちゃう…)
EV車はICE車とは違い、各種の補助金や減税、電気利用によるランニングコストの安さがメリットなのですが、一度でも事故って一体成型部分までが破損してしまうと、ランニングコストが安いとかそんなの全く言えなくぐらいのコスト増となります。

メリットと同様に、デメリットについても枝葉末節は省略しました。
ただもし僕がモデルY購入をキャンセルするのなら、上記が理由になり得るかと思います。

6/19にポチってから早1ヶ月以上が経過。
今か今かと納車を楽しみにしておりますが、その反面本当に購入を進めても良いのかという不安も抱いております。
考える時間はまだ十分(2022年10〜12月納車予定)ありますので、期待と不安が入り混じった日常を日々過ごしたいと思います。

以上

【追伸】
テスラモデルY購入のメリット、デメリットについては今後ブログに追記していこうと思います。
僕と同じように、ポチった後の期待と不安が入り混じった皆様への情報共有として…

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