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8/12週の金利・為替・株価の1週間の動き。週末に向けての円買いが気になる。

今週の米2年金利は週初から木曜日の指標発表(米小売で予想より強かった)までの間低下したが、木曜の指標で週初の水準を超えて上昇。JGBの2年金利は15日木曜日の朝発表の良かったGDP統計を受けて上昇、さらに米小売で一段と上昇。
ドル円の動きとしては、8月5日からのドル高円安基調が続いている状態の中、週初〜半ばにかけてはレンジからの下値を固める動き、木曜日の好調な米小売で大きくドル高円安の流れを呼び戻す動きとなった。ただし、金曜日の最後の動きは、株価は高水準を維持している一方、円買いが入っており、株の買いに対して、円安の進み具合が鈍って1週間を閉じている。

各通貨のボラティリティと値幅。
1時間足のボラティリティと値幅は、8月5日〜6日の水準から減少傾向。特にクロス円のATRでの1時間の値幅は大きく減少し落ち着いてきている。EUR円で約30pips、ポンド円で約40pips、ドル円で約30pips。一方で、ドルストレートは値幅が出てきている。

1時間の各通貨のATRと標準偏差

日足ベースでは、値動き的にはユーロドルとゴールドで日足高値を更新し、動きが出てきそう。ドル指数は直近底値付近で、抜けるとドル売り進みそう。

日足の各通貨のATRと標準偏差

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