トレード設計録(2024/10/03Thu):テクニカルが機能しない。トレンド変化の兆し。円安・ドル高?
欧州時間から時間差PMIの断続的な発表とISM、日本からは石破新総裁の発言により、マーケットはブレブレの状況で様子見が吉だった1日。どれもチャートテクニカルが効いているように見えない。いろいろ明日の雇用統計終わってからで良さそう。
振り返ると、ドルが強い。米ISMでしっかりに対し、欧州は利下げ観測進展。
GBPUSD
6:00LDNに急落。欧州〜NY時間にかけて約150pips下落。下落後は1.3095〜1.3125の間で約30pipsレンジを組んで推移。
レンジでの動きを見ると5分足ではフラットした収縮MA上を行ったり来たりの動き。ヒゲも多くトレード不可。
日足は20maを下抜いて、大きく下落。
BOEベイリー総裁発言:インフレ圧力が弱まり続ければより積極的な金利引き下げの可能性。PMIも低調。
EURUSD
参考 14:40 Short@1.1035 Stop+9p@1.1044 Target-18p@1.1017 Lost
ロスカットされた後、上ヒゲとなり順行。だが、14:45LDN(22:45JST)の米P MI、15:00のISM発表の前であり、トレード不可。ちなみにトレードした場合にロスカットされる上ヒゲは米PMI発表タイミングのもの。
GBPJPY
前日の大きな上昇に対して、約半分調整された後横ばい。下げが急すぎてトレードできそうな場所なし。
EURJPY
ロンドン初動で1h20maでのG2発生からの上昇と思いきや 20maまたいで行って来いの動き。15分でWボトム後のWトップとなり、レンジ推移。前日からの上昇の大きさに対して調整。1時間レベルでもWトップ形成しそうだったがネック割れ&前日終値下抜け失敗しレンジ。
USDJPY
昨日の大幅上昇(円安)の後、東京〜欧州〜NY時間は1日レンジ。一度欧州時間に前日終値を下回るもすぐに反発。さらに15時ISMで一旦147.20手前まで吹き上がるがそれもすぐに反発。146.30〜147.00の約70pipsでレンジ。
XAUUSD
Nikkei225
マーケット
PMIデイ。そしてISM。
9月のISM非製造業は54.9で前月から上昇し、2023年2月来の高水準。ドル指数は8月19日の高値まで上昇。一方、欧州・英国はECBで10月利下げ観測進み、BOE総裁の利下げ言及で弱い。
その他、リスクシナリオ要因としては、中東情勢緊迫化(リスクオフ・金利低下・ドル買い・Gold買い)や米東海岸の港湾ストライキ(インフレ・サプライチェーン・コストプッシュ)など、今週に入ってから継続中。またハリケーンシーズン。VIXが上昇してきている。
全体的にはソフトランディングのベースラインは変更ないが、リスクシナリオに対するウェイトが上がってきているところ。
金利上昇。
VIX上昇。
DXYのトレンド変更に注意。9月の高値を上抜いた。
ここ数週間のトレンドに変兆ありそうなので、一旦日足チャート概観。
ユーロドルはWトップ形成の可能性。
ポンドドルは上昇トレンドのチャネル下限。
ドル円は今週の動きで底を固めるような動きにかわっっている。147円台前半を上抜けてきたら、更なる円安が走る可能性。
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