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サービス基盤強化と相性の関係(成功編)

ある時期から(リリース3,4ヶ月目くらい)、MachiTagはサービス基盤の強化に施策を集中させた。
初期の頃の試行錯誤メモその①がこちら

特定のエリアに絞り、ミニマムでサービスの基盤を作る方向性へピボットし、本質的な価値をローカルの魅力が見つかるプラットフォームに置いた。

これにより、リリース直後に追いかけていた一般のエンドユーザーでMAUをKPIとしていた時期とは違い、コアユーザーの獲得とエリア単位でのサービスの浸透に集中する事になる(KPIは、ユーザー投稿数や投稿内容)

エリア単位の取り組みとしては、サテライトオフィス置いて自治体と事例作りに行ったり、熱海のゲストハウスとコラボして観光が楽しくなる事例を作りに行ったり。

今回は"コアユーザーの獲得"についてのメモ。

そもそもなんでコアユーザーが必要だったかというとMachiTagの場合は、全国のローカル情報が集まっている状態を最低限の基盤として定めたので、コンテンツ量と質がその価値を高めるため。

後はシンプルに、ファンとなるユーザー層がサービスを盛り上げてくれるため。※ここのユーザー層について最も考え抜く必要がある。

つまりは、ファンを作るに尽きるのだけど形は様々。
そして、一方的に急遽好きになってくれる人っていない。
そのため、それなりの誠意とメリットを提示できないと、0から生まれたサービスのファン作りは難しい。

大事なのは、ユーザーとサービスが両思いになる状態。

だからここで、サービスとコアユーザーの相性が重要になる。
0からコアユーザー作るとするなら、大前提で取り組みの方向性が大方同じだとして、

①ターゲット絞って
②ターゲットの取り組みを理解して(方向性やメリット)
③現状・将来的に提供できるメリットを最大限考え抜いて(もはや、対象に直接聞くのが早い)

コアユーザーの獲得に臨む(MachiTagの場合はDMしまくる。度重なる垢バンを乗り越えた。)
↑を高速で繰り返して、いかに早く見出せるかが肝だと思う。

そこでMachiTagの場合、相性が良かったコアユーザー層が"地域メディア"だった。

彼らの取り組みは、
①ローカル情報をコンテンツとしていて
②情報発信により地域を盛り上げる方向性で
③メディアの露出が高まることで収益に繋がるメリットがあり
④MachiTagのプラットフォーム上でメディアの露出を増やしつつ、長期的に収益を一緒に追いかける点などもイメージできた

そして以降は↑の4点と向き合いながら、MachiTagとして開発や他の取り組み面で試行錯誤するに至った。
見出してからは、提携する地域メディアさんたちをベースにいろんな考えを巡らせる事ができた。

サービスとユーザーの相性は大事という点と
コアユーザーが付いてくればサービスとして向き合うことが見えてくるという点

についてのメモでした。

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