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攻めをかわす巧妙なサバキ【囲碁AI・絶芸に学ぶ次の一手025】

 このシリーズでは、ネット対局「野狐囲棋」にいる囲碁AI・絶芸の対局の名場面を紹介します。不利に思える局面を一瞬で覆していく妙技をご覧ください!

囲碁AI・絶芸とは
 絶芸はテンセント・ホールディングスが開発した囲碁AI。野狐囲棋のアカウントは「絶芸指導F」。現在は中国国家チームのみが検討などに使える。なお、棋士であれば置き碁(2子局、絶芸が白番)で対局できる。

【テーマ図:サバキのテクニック】
 黒2と迫られた後、白がどのように整形するかが焦点。絶芸は意表の突く角度から攻めをかわしていきます。

【正解図:巧妙な石運び】
 白1が意表を突いた様子見。黒2と分断された瞬間、白3以下と左下に利きを残しながら、下辺の黒へ働きかけたのが用意されたサバキ。

 黒8と抵抗された瞬間、白9以下でAとBを見合いにして何れかの黒を取れるので白成功。

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