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日本の井山、決勝進出ならず【第2回衢州爛柯杯ワールド囲碁オープン・準決勝】

 6月29日に「第2回衢州爛柯杯ワールド囲碁オープン」の準決勝が中国で行われ、日本の井山裕太九段は中国の辜梓豪九段に敗れ、決勝進出を逃した。決勝は韓国の申真諝九段と中国の辜九段が対決する。

【6月29日:準決勝の結果】※左側が勝者
辜梓豪(中)―井山裕太(日)
申真諝(韓)―丁浩(中)

【8月19、21、22日:決勝三番勝負の組み合わせ】
申真諝(韓)―辜梓豪(中)


一瞬の逆転

【実戦譜:完全な生きの価値(△井山裕太―辜梓豪)】
 白1とコウを抜いた後、黒2から4と連打する進行を選択するも、右下の白がハッキリ生きている形となり、白が盛り返す結果となった。黒2では3と頑張るが最善のようだが、下辺の黒陣が味の悪い形となるため、決断しづらい進行である。

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