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OKZ Wöchentlich47(2023.2.13〜)

買った本

2月から服のシワを研究してるんだけど、ちょうどこんな本が今月発売されてたので購入。まだ買ったばかりですが、一通り読んだ限りはとても良かったです。翻訳がわかりにくくて、ところどころ読んでて頭が痛くなる箇所があるのが難点…。

ただそんな読みづらさを差し引いても買って良かった。特にシワとシワがぶつかったり、入れ子になってたりする複合的なシワの解説が勉強になります。あと、形の捉え方だけじゃなくて陰影もちょっとだけ解説してあるのも良いです。ちょっとだけだけど。

シワの描き方の本て、基本を触ったら残りは「いろんな素材を描いてみましょう!」とか「いろんなアイテムを描いてみましょう!」でページを水増ししがちだけど、この本はひたすらシワの物理法則を掘り下げてくれています。人体で言うところの解剖学みたいに、お勉強感覚で読む本という感じ。何故か人体の描き方に一章使ってるけど…。

使い方としては、他で着衣の模写とかクロッキーとかやりながら参考書的に読むと良いかと。いきなりこの本から入るのは勧めないけど、ある程度自己流で衣服を描ける人には発見が多いと思います。「進研ゼミで見たやつじゃん!」てなります。あとたぶんソッカがハマった人には刺さりそう!

ちなみに原著これっぽい。日本語版の倍以上のおねだん…。

著者はストーリーボードの人らしくて、同じ人が書いてるこの本も気になる。

描いた絵

相変わらず布練。上の本読んだ後で見返すと、これ望遠鏡シワだ!とか発見があって面白い。

最初の頃は描きやすそうなのを選んでたんだけど、3週間やった結果、複雑なモチーフもチャレンジできるようになってきました。

そもそもこんなゴチャゴチャしたやつ、昔の私だったら描こうっていう発想すら起きなかったから、多分進歩してるんだと思います。

たびたび紹介してますが、お手本画像はジャック・レアチューさん。これはフランスの多分パブリックドメインな感じのデータベースで、布だけでも100点ほど掲載されています。

インターネッツでDrapery studyとかで検索すると、他にもいろんなのが見つかります。昔の時代のものなら著作権もフリーになってるし。これはダヴィンチ。

こういうやつも見つつ。(自動翻訳が割といい仕事します。たまに変だけど)


あとやっぱり塗りがネックなので、この本をもう一度おさらいしたいなーと。

ある程度やったらあとはパク・リノ先生の絵の模写をしようかなあと思っています。ネットには上げられないけど。こんな感じの絵をコンスタントに上げてくれるので勉強になる…。


シワモルフォも買ってあるし一応やる!


前にも紹介した動画だけど、↓この動画でfamyさんの話聞いてると配色の研究に一年かけてたり、一つ一つの課題に対して普通に年単位で取り組んでいたりするみたい。

(モチベ落ち気味の人には絶対見てほしいけど、冒頭で大音量で変な歌が始まるので注意…)

なので今年一年は布、衣服に力を入れて頑張る!

作風にもよるけど、衣服って一枚の絵の中でも面積がそれなりに大きいので、それが上達すれば見栄えもかなり上がるんじゃないかと期待しています。

どうでもいいけど布ばっかり描いてたらヌーノ・ベッテンコートが聴きたくなっちゃった。


だらっとしたポーズ集のスーツのやつ

着衣でなおかついろんなアングルから見た男性の練習にてきめんな気がする。

これ。スーツだけじゃなくてシャツやベスト、部屋着、洋服の着脱なんかもあります。

もはやどうなってるのかわからないアングルとかもあって泣きそうになるけど、そういうのを模写した後に普通の立ちポーズとか描くと簡単に感じて、あたかも上手くなったように錯覚できますw。


コミティア

先週ぶりの出張編集部!
これまで行ったのは赤ブーイベントだったので、コミティアで同人見てもらうの初めて。10年前くらいにコミックエッセイ持っていったことはあるけど、一社集中狙いだったし、当時はまだエントリーシートなんてシステムもなかった気がする。

割とサクサクいろんなところに見てもらえて楽しかったです。ちょっと堪える指摘を頂いたのでいろいろ考えないとですが。

あとあったかかったから、帰ってベランダで焼き肉しました。


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