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東京外国語大学のオープンアカデミー(オンライン)を受講してみた話

2月から、東京外国語大学のオープンアカデミーの春期の申し込みが始まります。

https://wp.tufs.ac.jp/tufstoday/tufsfeatured/22011801/


昨年からロシア語を受講していて、なかなかいいな~と思ったので、どんな感じかシェアします。

〇安い

安いです。半年間15回の講座で2,5000円。一回2000円しないくらいです。ひぇー。その分クラスは大人数なんだけど(~25人)、外語大の先生たち、それも時には本屋さんに並んでる参考書書いてる本人だったりする人たちから直接教えてもらってこの値段って破格な気がします。

〇学べる言語のバリエーションが多いなんてもんじゃない

です。イタリア語フランス語みたいなメジャーどころもあるし、日本語の参考書が出版されていればラッキーぐらいのマイナー言語も!外国語好きならどの言語にするか妄想するのも楽しいはず。バスク語にするかポーランド語にするかベンガル語にするか迷うとかなかなかないよね。

しかも年度始めということもあってか、多くの言語で初学者向けクラスが設けられています。

〇時々しんどいけど楽しい

授業がどんな感じかは先生によるのでなんともですが、楽しいです。いまどきの大学生ってこんな感じなんだな~って思いながらZoomで授業受けてます。

オンラインってこともあって生徒同士の交流は無いんだけど、年齢も20代くらいの人からシニアの人もいて、海外から参加してるっぽい人も。一番熱心なのがたぶん最年長のお姉さま(60~70代くらい)で、みんなが当てられませんように~~って祈ってしまうような長文もスラスラ音読してて、モチベーションをもらっています。

あと言葉だけじゃなくて、ロシアの音楽とか文化の話もいろいろ聞けて楽しい。

〇独学よりも効率がいい

発音の間違いとか、これ独学だったらずっと気が付かないままだったんだな~と思うことがたくさんあって、やっぱり学習の初期段階で一回ちゃんと先生に習っておくのは大事かも…と痛感しました。とくに発音が難しい言語はそれで挫折してしまうこともあるので。

全部の講座がそうかはわからないけど、私が受けてる講座は先生に当てられて音読したり設問に答えることがあります。これがほどよいプレッシャーになって予習復習もちゃんとやらざるを得ず、それもまたよし。


〇注意事項その他。

注意ってほどじゃないけど、どの講座もだいたい平日19時半スタートなので、毎週その時間を確保できないと厳しいかも。後からオンデマンドでビデオを視聴とかもできません。

あとはZoomの表示名をフルネームにしてないといけなかったり、ビデオオンが必須だったり(うっかり誤操作でビデオオフにしちゃうと運営の人にめ!!って言われちゃう)その辺がしっかりしてるのでちょっと気を付けなければです。

というわけで仕事を終えて平日夜に勉強するって毎週ずっとだとしんどい時もあるけど、もう何とか半年くらい続いています。

4月から開講の講座の一般受付は2月16日より、教科によって順次始まります(サーバーが重くなっちゃうのを避けるためらしい)。人気の言語は早めに埋まっちゃうかもしれませんのでご注意を。

https://tufsoa.jp/documents/site/news/220118105738-291445.pdf



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