OKZ Wöchentlich18(2022.06.20〜)

岡崎つく

2022年6月27日 08:37

見た映画

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣

バレエのドキュメンタリー映画、バレエのことはよくわからないくせになぜか好きでよく見るんだけど、この映画はいきなりアイアン・メイデンの曲で始まったりして面白い！異端のダンサーなので映画も異端。

セルゲイ・ポルーニンがぶっ飛んでるのでそれだけで面白いし、家族の愛情深さに泣けるし、画が美しいし、男同士の友情もあるし、筋肉観察映画としても最高！！少年ジャンプみたいな感じ(嘘)。アップリンクでやってた時に見たかったな。

プリンシパルの重圧に押しつぶされそうになったりバレエ団に息苦しさを感じたりすることはあっても、ダンスが好きっていう気持ちだけは絶対に見失わないところが見てて嬉しかったなぁ。本当に踊るために生まれてきた人だ…。

そして、ところどころウクライナが舞台になってるので、心がキューってなっちゃった。ロシア語圏のウクライナなのかな？ちょっとだけ聞き取れる単語があったのは嬉しかった。

ちなみにセルゲイ・ポルーニンの舞ってるとこは公式で色々見られるよ！前鋸筋すごいよ…！

追記:ポルーニンは怪我の治療のためにロシアに滞在していた模様。ポルーニン自身はプーチンを支持しており、胸にプーチンの顔の入れ墨(！)が入ってるんだって。色々複雑な気持ちになるけど、ご家族がどうか無事ですように…！

ガタカ

存在は知ってたんだけどずっと見てなかったやつ。Twitterで絶賛されてたので見てみたんだけど期待が大きすぎちゃったかも。以下、好きな人ゴメンナサイな感じの感想ですが…。

秘密がバレないかヒヤヒヤ逃げ回る系のストーリーが本当に苦手なので、見るのがかなりしんどかった…でも映像と衣装とユマ・サーマンと音楽がいいので最後まで鑑賞。

最大の敗因は、中途半端に宇宙についての知識を齧ってたせいであちこち気になってしまった点w

あと遺伝でそんなになんでも決まるわけじゃないぞっていうのが映画が撮られた1997年当時よりもずっといろいろ解明されちゃってて、一番伝えたかっただろうメッセージもそこまで響かなかったんだよね。当時の一般的なイメージとしては、遺伝子って多分今のAIみたいな位置付けだったのかも。新興テクノロジーにありがちな、万能で脅威を感じるような感じ。

人生変わる映画なんて言われてるけど、もうちょっとイノセントな年齢の時に見たらもっと楽しめただろうな…。

と思ってたんだけど、Filmarksでいろんな人の考察読んだらめちゃくちゃ面白い！私の洞察が浅かっただけなのかも。もう一回見ようかな？

あとイーサン・ホークといえばこの作品も好きー。

読んだ(読んでる)本

Your Brain on Porn: Internet Pornography and the Emerging Science of Addiction (English Edition)

インターネットポルノ中毒やめられない脳と中毒の科学のオリジナルの英語版。日本語版は翻訳が酷い評判なのと、英語のほうが安かったから頑張ってこっちを読んでます。ゲーム脳とかと一緒で間に受けすぎずに読むのがいいと思うけど、いつか成人向け分野もやろうと思ってるのでいろいろ考えるところがあるよね…。

配色のヒミツ