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OKZ Wöchentlich 45(2023.1.30〜)

すでに一年の12分の1をかなり無駄にしてしまったので頑張る…。

読んだ本

肌の塗りの本。ツールはPhotoshop&マスク塗りで、自分のやり方と違うから関係ないかなと思ってずっとポチれずにいたんだけど、思い切って買っちゃった。

影やぼかしなど、ちょうど今知りたかった塗りの突っ込んだ知識がいろいろ載っててとても良かったです。

動画とかネットで勉強して一応塗れるようにはなったくらいの、中級者寄りの初心者さんには役に立ちそう。

これは再読。「面で捉える」をできるようになりたくて。

これはなんか海外の本。服のシワのやつ。

掲載されてるデッサンはだいぶラフなので模写には不向き。英文は自分にはちょっと難しめ…。というかタームが多いのかも。しわモルフォやりながら補助的に読む感じかなあ。

服の塗りは塗る前から勝負がついている

というわけで最近は目下服の塗りが気になってます。上手くなりたいけど結局ずっと同じとこでウロウロしてる感じがするので、今年は本腰入れて頑張ってみることにしました。

(去年も何回かやって挫折してるけど…)

私はついつい左の絵みたいにぼやーっととりあえずぼかしちゃう傾向があるんだけど、少なくともトレンドとしては右みたいなパッキリした塗りの方がこなれてる感じ。

なんでぼやーっとした塗り方になっちゃうかというと、ひとつはアナログのやり方を引きずってるんだと思います。元々水彩とかカラーインクとかで塗ってた人たちにありがちかも!自分もそう。

それから、ぼかすところ、ぼかさないところがわかってない点。水彩っぽい塗りでも、上手い人はそのメリハリがきいている…。光源側はぼかさないのがポイントだそう。

これわかりやすいかも。

あと、そもそもどこが陰影になるのか、どこが重なってるのかなど、服のシワの構造がイメージできていないんだと思います。自信がないからなんとなくで塗ってとりあえずぼかしちゃったり、おっかなびっくりであまり濃い影を置けず、コントラストが弱い絵になっちゃったり。

一方で、好きな神絵師さんたちの絵を見るとかなりパキッとしてる!!それに布のどこが盛り上がってて、どことどこが重なってるかはっきりわかる感じ。



線画やラフ、下書きデータ見ると、その時点でシワがどんなふうにできてるか、どこが影になるか立体的にイメージできてる印象です。

ここで言いたいことが書かれてた。こういうことや。

もう一つやってしまいがちなミスが、「塗りに頼る」という状況です。描き込みを多く必要としたり、立体感の把握が難しいパーツを描く際、「ここは色を塗って立体感を出すから、あまり描き込まなくていいや」と、線画やラフの描き込みもそこそこに塗りに移ってしまう状況です。

↓出典はこの記事


というわけで課題を洗い出した結果、今まで塗りのテクニックばかり注目していたけど、結局洋服や布のデッサンがちゃんとできていないことには上手くならないのでは?と思い始めたところ。

そこでまずは「洋服のシワのでき方・影のつき方を手癖じゃなくてきちんと理解すること」をしっかり固めていくことに。

まだ手探りなので、いろいろやってみます。これはレアチューの模写。


何度か紹介してるけど、iPadのVizrefっていう画像管理アプリに模写に使う資料をぽいぽい貼り付けておくと、練習しようかな〜と思った時にサクッと取りかかれて良いです。

ちなみに上の写真で参照してる資料はこのサイトから。昔の人なので権利関係は大丈夫なはず!

ポーズの定理の篠房先生がタイムリーでこんなツイートをされてたのでこちらも参考に。

これも今度やろうかな

まだちゃんと手をつけられてないけどしわモルフォも頑張る。

砂糖ふくろう先生の本がkindle unlimitedに追加されてた!

とはいえ、私がいうのもアレですが、服のシワや塗り方についてはネットで無料で公開されてる情報だけでも大量にあります。新たに買わなくてもまずはそれだけで十分かも。


あと上で紹介したよー清水先生の本に載ってた「線じゃなくて面で捉える」も大事だと思うんだけど、結局いつもめんどくさくて続かないのなんとかしたい…。


こんな感じです。

相変わらず漫画がメインだけど、服の陰影はベタ塗りやトーンにも関わってくるので強化していきたい所存。それに表紙絵でカラー塗らないといけないし。

あと、来週また出張編集部行ってきます!

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