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「絶対」という言葉への責任感。〜そして壁に穴が空いた〜

突然ですが、私の悩みを聞いていただきたい。

私は言語化が非常に苦手である。そのため、自分の考えを人に伝えることが苦手だし、人と言い合いをしてもだいたい負ける。

こういう文章だって大したことは書けない。そしてディスカッションという言葉が怖い。というか人と話すことが怖い。家で猫を撫でながら永遠にUber Eatsを利用する生活を送りたい。

そんな私ですが、言葉の意味や重みについて考える事がある。

「絶対」

という言葉について。


「一生一緒!絶対に別れないんだからぁ♡」

などとほざ…書いているツイッターのカップルアカウントが、ある日突然アイコン真っ黒で閉鎖されているのを見ると

「絶対という言葉を簡単に使うんじゃないよ」

って思っていたんです。


1年前くらいだったかな。絶対という言葉がきっかけで友人と喧嘩したのは。

「絶対、年取っても友達でいよう」

そう友人に言われました。何でそんな話になったのかは忘れたけど、友達が少ない私にとって、そう思ってくれている友達が1人でもいるということはとても幸せなことだと思った。

しかし、変なところで真面目な私。今思えばとても酷い返しをしてしまった。


「絶対は約束できない。これから何が起こるかわからないし、事故にあって死ぬかもしれない」


私を大事に思ってくれている友人へ、私も誠実に向き合いたいと思い返した言葉だった。

だけどそれを聞いた友人は激おこプンプン。でもこの世に絶対は存在しないと思っている私はどうすることもできない。

その場だけ自分の心を偽って「絶対!ずっと友達だよー」とか言えば良かったのかもしれない。だけど私は友人に嘘をつけなかった。

私に「絶対」を言わせたい友人 VS 「絶対」を言いたくない私

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それからそこそこ大きい喧嘩に発展し、物を投げつけられ、部屋の壁には穴が空いた。

そして私の心にも…。


そんなに自分の価値観を押し付けなくても良いじゃん!

…と、悲しんでおりましたが、答えは簡単。


言語化ができていなかったからである。


何で理解してくれないの!?こんなに説明してるのに!

答えは簡単。


言語化ができていなかったからである。


それから友人とは疎遠になってしまいました。「ほら、絶対じゃなかったじゃん!」とは思いませんよ。でも、やっぱり絶対ってことは無いんだなと再認識。


まぁ、別れがあると出会いもあるってことで、最近趣味がきっかけで1人友達ができました。

友人K。この子がね、とにかく凄い子なんじゃ。


一言で言うと言語化の達人。


私が会話の中で「あれを見て、うーんと思ったんだ!」とか「ほぇ〜って感じだったの!」と、勢いだけで会話をしていても、「つまり猫丸は〜〜〜って風に思ったってこと?」と、全部言語化してくれるの。ほんまに凄い。バウリンガルかよ。


…で。


1年前の喧嘩の話をしてみたのよ。そしたら

友人K「つまり猫丸は絶対を”約束”だと思っていて、相手は”意気込み”として絶対を使っていたんだね」って。


・・・そうか!!


意気込み。あの子は意気込みとして「絶対」を使っていたんだ!



…衝撃だった。それはもう、旧劇場版のエヴァを見た時の衝撃に近かったかもしれない。あ、いや、そうでもないかも。


私の場合、「絶対」は必ず守らなければいけない約束だった。絶対しませんと言ったら今後絶対にやってはいけない。そしてその約束を破ってはいけない。

小さい時からそういう意味で「絶対」を使っていた。


絶対に負けられない戦い。ダメ、絶対。絶対可憐チルドレン…

色々な場面で「絶対」は使われているが、全部意気込みだと言われればそのような気がしてきた。


「絶対勝ちます!」って言っている人間と、「勝てるかわからないけど頑張ります!」って言っている人間、どっちを応援したい?と聞かれてさらに納得した。


友人K曰く、どちらも間違いではないらしい。ただ、猫丸にもう少し言語化能力があったら、壁に穴は空かなかったかもね。とのこと。

なるほどーって感じ。うんうん。

あの喧嘩の時は、私も彼女の「絶対」の意味を理解しようとしていなかった。申し訳なく思う。ごめんね・・・。


さてさて、話は変わります。

うちの社長にはもっと会社のことを書いてくれと言われています。因みに社長が書いた記事はこちら。

スポーツは食べていけないは本当か? by.しゃちょー

ひえぇ〜!頭良さそ〜!←おバカ。


・・・と、こんな私のような人間でも見捨てずにしっかり育ててくれる会社です。期待に答えたいと日々思っています。

前回の記事でも書きましたが、私はこの会社でバリバリのキャリアウーマンになろうと思っています。

絶対は無いけど、絶対なりたい。

この絶対は約束か、意気込みか・・・。


それはここまで読んでくださった皆様のご想像におまかせします。




…よし、今日の文章は上手くまとまりました!

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