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AFPの難易度や合格率は?取得方法まで一挙に解説

※株式会社アガルート様に寄稿したものです。
AFPの難易度や合格率は?取得方法まで一挙に解説!|アガルートアカデミー (agaroot.jp)


近年、マネーリテラシーを高めるためにファイナンシャルプランナーの資格取得を目指す方が増加しています。しかし、難易度や学習方法が分からず躊躇している方も多いのではないでしょうか。今回は、ファイナンシャルプランナーの資格の中でもAFP資格の難易度や取得方法について丁寧に解説していきます。

AFPとは
AFPはAffiliated FinanciaiPlanner(アフィリエイテッドファイナンシャルプランナーの略称で日本FP協会が認定する民間資格です。
資格取得後も継続教育を受け必要単位を取得し、2年毎の更新をし続けないと資格維持が出来ません。そのため、「常にスキルと知識を高めたい」「最新の情報を正しく顧客に伝えたい」という志を持つ金融機関関係者などが取得するというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際、継続研修に参加すると自身のマネーリテラシー向上のため資格を取得する方も増加しているように感じます。
AFPの資格取得条件
AFP資格を取得するためには条件が2つあります。
①2級FP技能検定に合格していること
②AFP認定研修を修了していること
(参考:https://www.jafp.or.jp/aim/afp/shikaku/)
 
AFPとして必要かつ十分な知識を有しているかは、国家試験である2級FP技能検定で測られます。
そのため、AFP取得の難易度や合格率を知るためにはFP2級と認定研修それぞれの難易度・合格率を見る必要があります。


FP2級はコツコツと学習できる方であれば特別難しい試験ではありません。
学科試験と実技試験の両方に合格する必要があり、試験実施機関は「日本FP協会」と「きんざい(金融財政事情研究会)」の2つです。学科試験はこの両機関同一内容ですが、実技試験は出題範囲が異なります。難易度は同程度ですから、試験会場や得意科目などでどちらの機関を受験するかを選択してもいいでしょう。
 
また、AFP資格取得はFP2級合格だけでなく、AFP認定研修の修了が必要です。

AFP認定研修とは、ファイナンシャル・プランニングに必要な倫理・コンプライアンスとライフプランや金融、保険、相続、不動産など6つの専門分野にわたる知識を体系的に学習できるように構築された日本FP協会認定の研修講座です。
研修は協会が認定した教育機関にて実施されており、学習時間や単位数は認定教育機関のカリキュラム設定により異なりますが、通信研修が中心ですので自分のペースで学習を進めることが可能です。
なお、どの教育機関も学習の最後に課題に基づいた「提案書」を提出し、この「提案書」で合格点をもらうと無事にAFP認定研修を修了することが出来ます。
提案書は、ファイナンシャルプランナーとして顧客にとって最良と考えられるプランを作成することが求められます。合格率などのデータは公式に開示されていませんが、ほとんど落ちないのが一般的らしく、それほど難易度は高くないようです。FP2級の知識がしっかりと身についている方であれば合格できるでしょう。
参考:AFP認定研修について(日本FP協会)https://www.jafp.or.jp/aim/afp/training/
 
AFP資格条件2つを満たし、日本FP協会に対してAFP登録手続きをするとAFP資格を取得することが出来ます。
AFPは、取得後も知識を磨き続けることが出来、自身の生活にも役立たせられるのが大きな魅力です。
取得するために、まずは2級FP技能検定の対策をしっかりとすることが重要であると考えられるでしょう

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