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サイコロジー・オブ・マネー(重要部分まとめ)


サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット
メモ

経済的な成功はハードサイエンス(物理学や数学)よりも、どう振る舞うかが重要なソフトスキルの問題。
また、知性や努力とは無関係の運に左右される部分が大きい。

人類はお金に対しておかしなことをする。
誰もがこのゲームにまだ慣れていない。
貯蓄、投資の世界では誰もが初心者。

称賛と批判の差は紙一重。

「富の比較ゲーム」に参加してはならない。

吐くまで食うな。十分という感覚を持つこと。足りるを知る。

氷河期を起こすのは、わずかに涼しい夏。
「何か」が複利的に作用すると、常識的には考えられないほど驚異的な変化をもたらすことがある。

投資の最重要アドバイスは「黙ってじっと待て」

投資で絶対避けたいのは、市場からの退場。

裕福になること以上に大切なのは、裕福であり続けること。

テールイベントの絶大な力。
ディズニーが成功したのは、400分の1の作品。
全体の1%以下の行動が投資の成否を決める。

自由の大切さ。
どんな好きなことでも、自分でコントロールできないとつらい。

モノではなく、時間こそが人生を幸せに導く。

高級車に乗る人のパラドックス。
誰も持ち主には関心を示さない。

人は目に見えるものから誰かの豊かさを判断しようとする。
真の富とは、目に見えないものだ。
富とは購入しなかった高級車であり、買わなかったダイヤモンドである。
富とは目に見えるものに変換されていない金融資産なのだ。

富を築くには「収入」よりも「貯蓄率」が大切。

いつまでうまくいくか、市場にとって有利に働くかは常にわからない。

収入 - エゴ = 貯蓄

目的のない貯蓄が最大の価値を生む。

計算上は一番得をする方法ではなくとも、自分が納得のいく合理的思考を尊敬すべきなのだ。
合理的思考とは、現実的に考えること。
合理的に考えると、投資を続けやすくなる。
これは資産形成において極めて重要なことだ。

「知らない企業」より「好きな企業」への投資がリターンを生む。

テールイベント影響は思わぬ広がりを見せる。
世界にはサプライズが潜んでいる。

歴史から学ぶべきは「予測」ではなく「一般論」

「誤りの余地」は攻めの戦略。
誤りの余地を残しておくと、どんなことにも耐えやすくなる。
この耐久力があるからこそ、時間を味方につけ、長期間にわたって勝負を続け、低確率の結果からしか得られない最大の利益を手に入れやすくなる。

あなたは変わる。長期計画は見かけよりも難しい。

投資の神様は代償を払わずにリターンを求める者を嫌う。
投資の代償は、「罰金」ではなく「入場料」だと考える。

別のゲームをしているプレイヤーから学んではいけない。

今日のGoogle株が割安かどうかは人によって違う。

悲観主義の誘惑。
悲観論は楽観論よりも賢く、もっともらしく聞こえる。

進歩はゆっくりと、悲劇は一夜で広まる。

・物事がうまくいってる時には慎重に。うまくいかなかったときは寛容に。
・エゴを減らせば豊かになれる。
・夜、安心して眠れることを優先してお金の管理をすべし。
・半分は間違っていても、資産は増やせる。

投資では努力と結果には相関関係はない。

投資戦略で大切にしているのは、高い貯蓄率、忍耐力、「世界経済は、今後数十年にわたって成長を続ける」という楽観主義である。

特に自分でコントロールできる最初の2つについて考えている。


以上、重要部分まとめ。

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