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こどもなのに…の叫び

4人目の孫の誕生で
4歳を筆頭に3人の孫を娘の入院中預かっている。

毎日反省の繰り返し。
また、「早く!〇〇して〜!」と言ってしまった…
そんなことばかり。
子育てしてきたとはいえ、
まだまだだなーと痛感する。

ただ、それよりも
昨日は心が、痛くなって。

4歳の孫が1歳になりたての妹に
「あ!そっちに行ったらダメだよー」
「あ!触らない!」とか母親の様に声をかけていた。
私は勝手にそれを微笑ましく眺めていたのだけれど。

急に、、

〇〇ちゃんが見とかなきゃいけないの!
お世話しなきゃいけないの!
こどもなのに…
お世話しなきゃ、いけないんだよ!
だけど
こどもだから分からない!
でも
お世話しなきゃいけない……

…段々声を荒げていって、その声を押し殺しながら
泣いたのだ。。

私もたまらくなり
溢れる涙を止められなかった

この子達は何も悪くないのに
兄弟が増えることがプレッシャーとしてのしかかっている。。

最近は
娘達一家が自分達の力でやっていけるように
私も私の人生を大事にする!という思いで
ヘルプ!の依頼がなければ
それまで待つという距離感に努めていた。

しかも、良い距離感で
娘も私もうまくやってるって思っていた。

だけど違った。
孫の苦しさの逃げ場がなくなっていたのだ。
悲痛の心内を泣き叫ぶ孫を
ぎゅーっと抱きしめて思った。

これは、きっと
社会の縮図だな、と。

本人が泣くまで
痛みは誰もわからない。

お母さん、しっかりしてくださいよ!
あなたが産んだんだから!

そんな声が聞こえてくる。

あなたの妹でしょ?!しっかり見ててくださいよ!

よく思うのだけれど、
家族の責任って何でこんなに重いのだろうか?

個人の集まりに
血の繋がりがあるだけで
社会の責任と
中身は変わらないはずなのに…

孫が泣いてくれて良かった、とつくづく思う。
泣いてくれなかったら
気付けなかった。

ありがとう、の感謝しかない。

人が人で苦しまなくていい社会に変えたい。

あなたの味方が必ずいるってことを
誰もが自分の力の源として持てる様に。

学びをありがとう❣️


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