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「なぜ?」からはじめるオープンデパートマニュアル

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ムサシオープンデパートの運営手法を怒涛のように全公開してきます。全国各地で開催するオープンデパートのマニュアルであり、コミュニティデザインの右往左往の記録でもあります。
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2022年6月の記事一覧

必ず振り返って確認する。けつはきっちりと拭く

 今週の朝市は13時に終了した。朝市は基本的に何もない場所にテントを張ってベンチを置いて開催するので、おわった後は何もない状態にして帰る。  そのときに、私が必ずやっていることは振り返ることだ。さあ終わりました解散ですとやったあと必ず振り返って会場をみて最後のチェックをする。  ゴミを拾うトングを持ちながら、会場を一周する。ゴミは落ちていないか、現状復帰ができているかどうかなど。ウェルネスパークは公共の場所。駐車場を週末だけかりて朝市をやっている。実は1箇所車が通るにして

自家発熱の人々と「鉄の根性」

 大東市に行った。入江智子さんに会うためである。morineki(もりねき=森の近く)という官民連携でエリア開発を敢行した人だ。彼女とmorinekiについてちょっとだけ解説してみる。 1 もともとは同市役所の職員である。 2 市営住宅の改築の担当になった。 3 改築して元とおなじの殺風景な団地にしたくなかった。 4 そこで市役所をやめて会社を興した。 5 岩手県紫波町に3人の子連れで移住、オガールプロジェクトで修行をする。 6 公民連携プロジェクトのmorinekiを実現

ドラムリールのコードは引っかかって抜ける

 朝市の会場は屋外が基本です。当然ですがほとんどの場合電源がありません。電気が必要な出店者は発電機を持ってきます。    発電機はうるさいです。会場の近くに置くと会場全体がゴォーという爆音に支配されるので可能な限り会場から離して、まとめて置くようにしています。ときにはその距離が30メートル近くになるときがあります。ですので出店者にはドラムリールという延長用のコードをもってきてもらうようにしています。    そのドラムリールのコードが実はよく抜けるのです。お客さんの邪魔にならな