ものづくりコーディネータによる企業レポート~株式会社セキソーさまの巻

会報2月号からものづくりのページは新しい連載が始まっています。

第1回は西岡ものづくりコーディネータによる株式会社セキソー様の訪問レポートです。

すでに岡崎商工会議所会報2月号やホームページにも掲載されているのでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、ここでもご紹介します。

ではものづくりコーディネータ西岡さんお願いします!

岡崎崎ものづくり推進協議会 ものづくりコーディネータの西岡昭彦です。

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「ものづくりコーディネータによる企業レポート」の第1回を担当します。

~ 「ノイズ」から「サウンド」へ ~

 今回は、岡崎市日名北町に本社をおく自動車部品メーカー株式会社セキソー様をご紹介。“音”に拘り「心地よい音色のクルマ」を目指し、吸音性能の高い不織布を活用した製品の開発・設計・製造を手掛けています。長年の研究開発に裏付けされた技術を活かし、今後は他分野における「音のお困りごと」にも事業の幅を広げたいと検討中です。また、経営理念である「生き生きとした職場づくり、人財づくり」を実践しており、地域経済だけでなく従業員や来社される方にも元気を与える企業だと感じました。

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2020年10月には、経済産業省『地域未来牽引企業』に選定され、選定企業向けの支援策を活用することで、さらなる成長が期待されています。

地域未来牽引企業とは

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経済産業省が、地域内外の取引実態や雇用・売上高を勘案し、地域経済への影響力が大きく、成長性が見込まれるとともに、地域経済のバリューチェーンの中心的な担い手、および担い手候補である企業を選定しています。

訪問して感動

株式会社セキソー様のテクニカルセンターにて、山田昌也社長と技術開発部担当の高尾秀男常務からご説明いただきました。20 年以上前から音響工学に基づく製品開発に取り組まれ、騒音を快適な音にする“制音”技術で自動車業界に貢献されています。特に2μmの極細繊維で吸音性能を高めた“セキソーアコースティックファイバー(SAF)”などを独自開発され、その使い方まで提案されています。社長はエンドユーザーを2つの角度<車を使われる車内のお客様><車の外(環境を含め)にいらっしゃるお客様>から捉えられ、真のお客様に快適な音空間をご提供できるよう、日々研究されている姿勢に大変感銘を受けました。


次回はどのコーディネータが発表してくれるでしょうか。お楽しみに!

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